最近のAppleはオリジナル好き。
他社ストリーミングサービスと競争するには、世界的ヒットになる強力なオリジナルコンテンツが必要です。自社の動画ストリーミングサービススタート間近のAppleも、オリジナルに相当力をいれているようです。が、コンテンツがクリーンすぎるという不安要素も。実際フタを開けてみるまでさっぱりわかりませんけれど。
なにもオリジナルに力をいれているのは動画だけではないようで、ネタ元Bloombergの報道では、PodcastでもAppleはオリジナルコンテンツに注目しているというのです。
動画ではなく音声サービスとしてAppleの最大のライバルになるのは、やはりSpotify。Spotifyは去年GimletやParcast, AnchorなどのPodcast制作・ホスティング企業を買収しており、本腰を入れてPodcastに取り組んでいます。
勝ちにいくには配信してくれるアーティストの獲得、楽曲を多く早く配信するだけでなく、オリジナルコンテンツの存在は不可欠。Bloombergによれば、まだ明確な戦略は立っていないながらも、すでにメディア企業各社にアプローチし、独占配信の権利について交渉しているといいます。6月のWWDC 2019でPodscastのスタンドアロンアプリが発表されたことからも、Podcastを重要視しているのは明らか。
…でも、オリジナルのPodcast番組もきっとクリーンすぎるコンテンツになるのでしょ? マニアックなのはいいけれど、クリーンすぎるのは動画以上にPodcast層には難しい気がしますけれども、さて。
Source: Bloomberg