ライフハッカー[日本版]からの転載
ルネッサーンス!
知的でエレガントなアルコールの代表格、ワイン。産地や品種、ワイナリーやビンテージの掛け合わせで選択肢は無限大に近い印象もあり、また味の違いを感じて記憶し次に生かすというのは好きでないと難しいですよね…。
筆者も「このワインは風味が××だから、美味しいね」なんて、ウンチク過ぎない程度にさらっとデートで言えるとカッコいいなと思ってはいるものの、気がつけばベロベロになっていることもしばしば。
そんな折、ワインへの造詣を深めてくれそうなデバイスを姉妹サイトmachi-yaで発見。「My Oeno」は、赤ワインの成熟度などを分析し、簡単な評価と合わせて記録できる赤ワイン専用のスキャナー。
ちょうどサンプルをお借りできたので、使ってみた感想をご紹介します。
測定の秘密は光
「My Oeno」は縦型の細長い形状でペッパーミルなどのスパイス容器のような見た目。搭載されている機能はシンプルで、スマホと連携させて赤ワインをスキャンし、成熟度・渋み・酸味などを分析してスコアリングしてくれます。
スキャンと分析はワインを採取したり薬品を入れたりするものではなく、本体下部の光る部分が赤ワインの色や含有物による波長の違いを分析するそう。
本体の電源を入れて光ってれば準備OKで、アプリ側での操作を開始します。
アプリと接続やスキャンはこの画像のようにチャットルームのようなUIで、人間味があるものとなっています。画面の向こう側にソムリエがいる感じを上手に演出してくれます。
接続が完了すると、ワインをスキャンするよう促されるので早速グラスにイン! 電気製品なので少し緊張しながらトライしてみました。
数値化、言語化でワインを見える化
分析はおおよそ10-15秒で完了。その後すぐにアプリで表示してくれます。筆者の舌では渋みや酸味などの変化には疎いのですが、このソムリエが言うなら正しい気がします。
っていうかキャンペーンページの紹介によれば、この分析アルゴリズムは多くの科学文献などをベースにコンクール優勝ソムリエによる絶妙なチューニングによって完成したそうなので、きっと間違いはないでしょう!
友人が撮影用にと提供してくれたラベルも剥がれ保管状態が怪しいワイン。かなりヴィンテージ感が出ていますが、どういった分析になるでしょうか。
先ほどのワインより成熟度が高いですね。飲んでみると、確かに熟成感がさっきよりある! と思いました。
ちなみに、後から調べたところ、このワインは1999年産だったとのことで、最初の2017年ものに比べると成熟度などは正しいように感じました。
ただ、残念ながら、AIによる簡易コメントは現在英語でしか提供されていないようです。
スキャンしたワインたちは自分で採点した10点満点のスコアや感じた風味のアイコン、ラベル画像と共に保存しておけるので、覚えておくのも容易。こうやって数値化・言語化すると記憶の定着も進むし、自分の好みも定義ができるので優秀なワインログになってくれそうです。
また、自分の好みに近いワインの検索等もできるのでこれからは適当に選んでしまったワインでの無駄な二日酔いを減らせるかも?
赤ワイン専用スキャナー「My Oeno」は、現在クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーン中で10,800円からオーダー可能となっています。
生粋の愛好家の皆さんからすれば無粋かもしれませんが、初心者やこれから赤ワインを楽しみたい方にはおもしろいアイテムかもしれませんね。気になる方は以下のリンクからチェックしてみてください。
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Source: machi-ya