世の中には、信じられないほど理不尽な人、傲慢な人、狡猾な人等々おります。その人達と仲良くは、無理ですし、なる必要もありませんが、今生でそんな嫌な役を熱演するシナリオを渡された、そういう人の宿業を、ひっそりと、軽くなるように、祈って差し上げることは、出来ますね

甲野善紀 @shouseikan

世の中には、信じられないほど、理不尽な人、傲慢な人、狡猾な人等々おります。その人達と仲良くは、無理ですし、なる必要もありませんが、今生で、そんな嫌な役を熱演するシナリオを渡された、そういう人の宿業を、ひっそりと、軽くなるように、祈って差し上げることは、出来ますね。 twitter.com/3618Tekubi/sta…

習志野青龍窟 忍道家 @3618Tekubi

人を嫌になるメカニズムに関心を持って、嫌いな人と過ごすとどうなるのか？みたいな形に関心が湧けば、怨憎会苦を客観視して、高い抽象度から達観出来るのかも知れない。そういう稽古もありかも！ そうじゃない場合は単に生産性が落ちる苦役になってしまう。

2019-07-10 00:38:43

甲野善紀 @shouseikan

昨夜、青龍窟氏のツイートにコメントを付けてリツイートしたところ、驚くほど反響があり、世の中には仕事や出先、さらには恐らく家庭内でも人間関係で辛い思いをしている人達が非常に多いことをあらためて実感した。

甲野善紀 @shouseikan

先日ツイートしたような、明らかな理不尽、傲慢、狡猾な人間は、もちろん問題だが、一見物分かりがよく、言動が民主的に見えて、その実、心の中に抱えた、矛盾は決して見ないようにしている人物は、時に誰もが呆れ返るような問題のある人物より、面倒な事態を招く場合がある。

甲野善紀 @shouseikan

それは、前述したような、呆れかえるような問題のある人達の場合は、殆どの人間がその事に気付くから、わざわざ近付こうという者もいないが、多くの人の共感を呼ぶ、物の道理がわかっているような雰囲気の人物の場合は、その事で尊敬もされ、近づこうとする人も少なくないからである。

甲野善紀 @shouseikan

まあ、近づく程度なら、さほど問題はないだろうが、さらに近づいて親しい関係を結び、その後、その人物が抱えている大きな矛盾に気付くと、大変面倒な事になる。

甲野善紀 @shouseikan

なぜなら、そういう人物は民主的で多くの人の意見を取り入れているような事を言っていても、自分の中のある価値観は、それが日頃の自分の発言と、どれほど矛盾していても手をつける気が全くないからである。

甲野善紀 @shouseikan

そのため、その人と親しくなってから、その人の、その根本的矛盾に気付くと、大変疲弊するからである。去っていける者は、それで済むが、様々なしがらみがあって、そこに留まらざるを得ない人間は辛い事になる。まあ、それもその人の人生のシナリオといえば、その通りだろうが。

甲野善紀 @shouseikan

ただ、「人のための人生ではない」「自分の人生は自分の人生だ」と、気付けば、いつでも、自分の道を歩める。まあ、その道が歩めるか、歩めないかは、その人の持っているシナリオによるが、そのシナリオは、行動してこそわかるものだ。

甲野善紀 @shouseikan

このツイートがキッカケで、桎梏から、自分で自分を解き放ち「自分の人生を踏み出す方」が出て来られるならば、山積する用件を横に置いて、このツイートをした意味もあったといえそうである。