イヤホンを選ぶとき、基準になるのは「普段聴いている音楽」です。それに合わせて、低音が出るもの、高音が出るものなど、イヤホンを絞り込んでいきます。

とは言っても、これはあくまでも理想です。高音も低音もそのとき聴く音楽に合わせて、1つのイヤホンで調整できたら最高ではないでしょうか。

現在Campfireでクラウドファンディングをしている「HPSD E70は、まさにそんな夢のようなプロダクト。

今回実際に手にしてみました。

音に合わせて組み替え自由なイヤホン

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Photo: 島津健吾

<HPSD E70>を開発したのは、K-ONKYOで30年以上のキャリアを積み、1日4時間以上音楽を聴いているというサウンドエンジニア。

彼が開発した<HPSD E70>は、自分の好みに合ったサウンドとデザインできる世界初の超高解像度サウンドイヤホンです。その仕組みは、イヤホンの核となるドライバー、そしてケースがつまった専用キットにあります。

そう、<HPSD E70>は自分好みに、イヤホンを改造できちゃうんです。

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Image: Campfire

変更できるパーツは、3種類のクリアカプセル、 3種類のハイブリッドカプセル。全部で12種類のサウンドパターンに組み換え可能です。

ゴールドとシルバーのドライバー

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Photo: 島津健吾

まずイヤホンの心臓とも言える、ドライバーはゴールドとシルバーの2種類が用意されています。異なるのは色だけではありません。聴こえる音も全然違うんです!

ゴールドは、低音、中音、高音のバランスが取れたタイプ。空間の広がりを感じる音質のため、クラッシックやゲームなどに適しています。そのほか屋外のライブ映像もこれで聴いたらおもしろいかも。

一方、シルバーはもう少し締まった音。しっかりした低音が聴こえるので、R&Bやラップ系の音楽に最適です。

ハイブリットカプセルとクリアカプセル

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Photo: 島津健吾

カプセルは、ハイブリットカプセルとクリアカプセルの2つ。

ハイブリットカプセルは不要な振動を抑えるため、低音と中音の明瞭さがあり、クリアカプセルは高音がクリアに聴こえます。さらに3種類のカラーがあり、色によっても音に違いがあります。

ゴールドのクリアな音質が気に入った

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Photo: 島津健吾

ドライバーやケースを組み替えることで確かに音は変わりました。やっぱり、ドライバーの違いは大きい。その中でも私好みだったのは、ゴールドと透明のクリアケースの組み合わせ。音の広がりがあり、すごくクリアに聴こえました。フレディマーキュリーの声が、すごく広がっていく感じが、めちゃくちゃ気持ちよかった〜。

このサウンド体験は斬新で、次々に音楽を変えて組み合わせを試してみたくなるはず!

スマホで使う場合は変換アダプターが必要

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Photo: 島津健吾

注意点としては、イヤホンジャックのあるPCやスマホ専用というところですが、そこは変換アダプターを使えば問題ありません。

<HPSD E70>は現在、Campfireでクラウドファンディング中。130万円以上の支援を集めています。音にこだわりがある人なら、手にしてみては?

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Photo: 島津健吾

Source: Campfire