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PCまわりに設置しやすい、JBL PROFESSIONALのモニタースピーカー。約1.6万円

ヒビノは、JBL PROFESSIONALブランドのアクティブモニタースピーカー「104」に、ヒビノ独自の1年保証を加えた3年保証モデル「104-Y3」を8月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はペアで16,000円前後。

「104-Y3」

PCをベースとした近年の制作環境に対応するため、卓上への設置時に優れた音響性能が得られるようにゼロから設計したというモニタースピーカー。出力レベルの低い民生機用のRCA入力端子も備えており、「趣味で音楽制作や動画編集をされている方はもちろんプロ・エンジニアのサブ・スピーカーとしても活躍する」という。

マスタースピーカーとエクステンションスピーカーで構成。アンプや外部入力など、全ての機能をマスタースピーカーに集約している。マスタースピーカーからエクステンションスピーカーへと接続するスピーカーケーブルが付属しており、マスタースピーカー内のアンプでエクステンションスピーカーを駆動する。そのため、エクステンションスピーカーは電源が不要で、シンプルな配線で使用できる。

「104-Y3」の背面。左がマスタースピーカー、右がエクステンションスピーカー

ドライバーは114mm径のウーファーと、19mmのツイーターで構成。ウーファーの中心にツイーターを配置した同軸構造のユニットを新たに開発。「明確な音像定位とクリアで色付けのない自然な音質で、原音を忠実に再現する」という。

背面のバスレフポートはウーファーと連携、音量レベルに影響されることなく正確な低音を出力できるとする。内蔵パワーアンプはクラスDの30W×2ch出力で、小型ながら最大音圧レベルは104dB SPLを達成している。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。

卓上のPCをベースとした制作環境にマッチさせるため、コンパクトさを追求。モニター横のわずかなスペースに収まると共に、卓上に直接置いた時に正確なモニター性能を発揮できるように、指向角度を120度×120度まで広げてリスニングポイントを大幅に拡張。

「正面から多少外れても音質やバランスを正確に決定でき、本体を傾けたり無理な体勢をしなくても音場の奥行きや音像の大きさを的確に把握できる」という。底面には、振動による音質の劣化を抑えるゴム製のパットも装備した。外形寸法は153×125×247mm(幅×奥行き×高さ)、重量はマスターが2.1kg、エクステンションが1.8kg。

使用頻度の高い音量調整つまみやヘッドフォン端子を前面パネルに配置。ポータブル音楽プレーヤーやPCなどを接続できるステレオミニの入力端子も前面に搭載。

背面には、出力レベルの高い業務機用のバランス型標準フォーン入力端子と、出力レベルの低い民生機用のRCA入力端子を備え、接続機器に応じて選択可能。ステレオミニとRCAの変換ケーブルも付属する。