SFアニメ風でアナログ感がワクワク。
芸術家というのは独特の視点を持っており、私たちが夢にも思わなかった想像力を発揮し、それを巧みにヴィジュアル化することが出来ます。UKに住む、コンセプト・アーティストのSheng Lamさんもそのひとり。
彼はFacebook、Spotify、Twitter、YouTube、SoundCloud、Instagram、Netflixといった大手SNSや配信サービスを、フューチャリスティックなSFアニメのタッチでガジェット化してしまいました。
alternate social media #sketchpic.twitter.com/rFKnYYExHj
— Sheng Lam (@_8bitwizard) 2019年7月6日
part 2 pic.twitter.com/BnG1JRCcXN
— Sheng Lam (@_8bitwizard) 2019年7月6日
90年代辺りのSFデザインは、面取り加工が重要ですよね。
説明はほぼ不要かと思いますが、Facebookはフロッピードライブになり、Spotifyは携帯型カセットプレイヤーに、そしてTwitterはモールス符号を送る電鍵、YouTubeはVHSのビデオデッキとなりました。さらにSoundCloudはCDプレイヤーで、Instagramは安直にポラロイドカメラ、Netflixも結構ストレートにブラウン管テレビになってしまいました。
Lamさんが描いたのは、もしもインターネットが発明される前に、これらのメディアがあったなら……こういったガジェット類になっていたかもね? というコンセプトとなっています。
なんだか過去の世界から未来を望むような、レトロでフューチャリスティックで、SFチックで親しみやすい、妙な懐かしさがありますよね。往年の名作アニメやマンガに登場しても違和感ありません。
今の時代にこんなデザインのガジェット類があったら、小遣いはたいて買い揃えたくなります。でもソ○ータイマー内蔵で、たった数年の使用でブっ壊れちゃうんですよねきっと。
Source: Twitter, SHENG LAM via designboom