未来っぽい死因考えてみた

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未来っぽい死因考えてみた
Image: Oli Scarff / ゲッティイメージズ

テクノロジは日々進化していますねぇ。

科学も進歩し、ちょっと前の常識はいまやおとぎ話のようなもんですよ。昔なら考えられなかったことが、今は当たり前。てことは、今SFドラマかよって言いたくなる非現実的なことが、近い未来で当たり前になっているかもしれないわけで。

ということで、未来っぽい死因考えてみました。

エイリアンの未知なる遺伝子物質を吸ってしまい死亡

電子タバコ普及とともに、フレーバーや素材が多種多様化。いろいろなモノを吸っているうちに、どこから入手したのか地球外生命体の謎の液体カートリッジに手をだしてしまった。

ラボ産人肉を喉につまらせて死亡

従来のお肉の代用品として注目、普及し始めている植物産ミート。牧場ではなく研究所から作るお肉じゃないお肉が当たり前となり、セレブのDNAを培養して作ったセレブ肉が大ヒット。キム・カーダシアン人工人肉を喉に詰まらせて…。

意識をクラウドサーバにアップしている途中で大規模停電発生して死亡

永遠に生きていたい。肉体が衰えても新たな人工ボディに意識を移植して生き続けたい。そんな大富豪の願いで開発された意識を保存することで己のデジタルコピーを作るという超高額サービスが大流行。死ぬ前に全記憶をアップロード、体が死んだらクラウドから記憶をダウンロード。あ、すんごい雷雨で大規模停電はっせ…イ…。サヨナラコピー。

1つのタスクだけを黙々を行なうAIが暴走、人間がペーパークリップに変えられ人類滅亡

ペーパークリップを作るという特定のタスクだけがプログラムされ、全体像や人道的要素をもたないAIがある日、暴走。まさか、地球上すべてのモノ、人間までもペーパークリップの材料にしてしまうとは。今や、街にあふれるペーパークリップのユーザーであるはずの人類は存在していない。

ロボットによる人類への反撃で死亡

ロボット VS 人類。ベタな展開と最初は笑っていた人類、まさか完敗してしまうとは。

ロボットから不要な存在と判断されて死亡

ロボット「目的のためには手段を選ばない。レールの小石は弾くのみだ。」

クローンを作り結婚した男性、クローンにはめられ死刑

長く付き合った彼女と別れ失望する男性。ふと鏡に映った自分を見て、自分こそ自分にとって理想のパートナーだと気づく。自分の女性版クローンを作り結婚。うまくいっていたと思った結婚生活は、ある朝破綻、クローン妻が失踪。様々な状況証拠から警察はクローン殺人として男性を逮捕、そして死刑。すべては自由になりたかったクローンが仕組んだことだというのに…。未来版『ゴーン・ガール』。

未知の星で餓死

宇宙旅行が当たり前の今、無人の星に探検にいくツアーも人気だ。…まさか、知らない星で宇宙船が壊れ通信もできない状態に陥るとはな。地球からの救助を待つこと3ヶ月、もう食料は尽きた。

タイムトラベルで、自分が存在する時間に移動してしまい存在消去され死亡

科学がいかに進化しようと、科学で説明できないことはまだまだある。時空科学者の間で常に争論となっている、同じ時空に同じ人が2人いたらどうなるのか問題。仮説が多岐にわたりすぎることから、実証実験が行なわれたことはまだない。ただ、絶対に同一時間に存在してはいけないと厳しいルールがあるだけだ。それなのに、あぁ、それなのに。まさかの入力凡ミスで、自分がタイムトラベルする5秒前の世界にタイムトラベルしてしまうとは。

宇宙空間最初の殺人で死亡

最近は宇宙旅行がブーム。愛する彼女と記念日に宇宙旅行へでかけた男性が、その彼女に殺され死亡。彼女は地球に戻りすぐに自首、人類による世界初の宇宙殺人として大きく報道された。首を絞められる男に彼女が言ったのは「ごめんね。ごめんね。私には何にもないの。才能も特技も何もないのよ。これしかないの。ごめんね、死んでね、ごめんね」息をひきとる直前男は思い出した。そういえば、彼女はよく有名になりたい、歴史に名前を残したいと言っていたな。