台風や地震などの災害は、どんなに備えていても不安なものです。
皆さんは、防災グッズを何か用意していますか? また、いざというときに持ち出せる非常用持ち出しバッグは常備していますか?
そこで、災害のために備えておくと助けになってくれそうなアイテムを8つご紹介します。
なお、以下の表示価格は執筆現在のもの。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
携帯用浄水器
WOENの「携帯用浄水器」は、水をろ過して飲めるようにできるハンディ浄水器。
ろ過した際、除菌率は99.99%! 被災して飲み水が手に入らない場合でも、雨水や川の水などを飲み水に変えられます。
特に災害時は断水になりやすく、なかなかキレイな水が手に入らないものです。手軽に持ち運びができる浄水器が1つあれば、水が必要になったときに重宝するでしょう。
ただ、化学物質は濾過できません。あくまでも、菌のろ過が目的となります。
ポンプのように使えますが、ペットボトルに直接さして、ろ過しながら飲むことも可能。これなら災害時の備えだけではなく、山登りやキャンプなど、アウトドアに持っていくと安心です。
とってもコンパクトなので、非常用持ち出し袋に入れておいてもかさばりませんね。価格も約2,000円と、お手頃だと思います。
ソーラーデスクスタンド
次にご紹介するのは、orientbrainの「ソーラーデスクスタンド」。
日常的にはデスクライトとして使えますが、非常時には懐中電灯に変身。しかもオートチューニングのFMラジオや充電器、緊急サイレンまでついている多機能なアイテムです。
特に、手回しダイナモ充電、ソーラー充電など、電気がなくても充電ができる機能が充実。
また、USB接続機器の充電にも対応。充電には、お手持ちのケーブルを使用することはもちろん、本体に付属するMicro USBケーブルの使用も可能。
その際は、同じく付属のLightningとUSB Type-Cのアダプターを付け替えれば、iPhoneやAndroidへの給電もできます。
ちなみに、デスクライトスタンド底部に携帯充電ケーブルが収納できるので、いざ使うときに困ることもなさそう。
普段から使えて、いざというときにも役立ってくれる、コスパの良いアイテムだと思います。
自衛隊防災BOOK
災害時に助けてくれる自衛隊の方々。そんな自衛隊のサバイバル術や応急処置の方法といったテクニックが、ギュッと100個も詰まったライフハック本がマガジンブックの「自衛隊防災BOOK」です。
たとえば、以下のことが分かります。
・地震発生時、真っ先にとるべき行動
・発災時、子供や高齢者と避難する方法
・シャツを浮き輪代わりにする方法
・一人でけが人を運ぶ方法
・遭難時、生存率がアップする方法
・ハチに刺されたときの対処法
いざというときにあなたやあなたの大切な人、近くの人を助けるヒント…いや、答えがズバッと書かれていますよ。単純に、読み物としても面白そう。
防刃手袋
お次は、MinistoreDirectの「防刃手袋」。なんと刃物でも切れない、とっても頑丈な軍手なんです。
超高強度ポリエチレン糸を使用し、レザーより4倍強い耐切を実現しているとのこと。
被災して逃げるときに、金属、ガラス、トゲトゲの木材といった、障害物が行く手を阻んでいたら、どけなければ通れないことも。また、誰かを助けたいときに、それらが障害になることもあるでしょう。
そんなときに、きっとこの軍手はあなたの強い味方になるはず。
災害時だけでなく、ガーデニングやDIY、アウトドアなど、日常でもあると活躍しますよ。
怪我防止のために、刃物や手が切れそうなものを触るときには、しっかりと着用しておきたいですね。サイズはS、M、Lの3種類。それぞれ、防刃5級の軍手です。
オーラルプラス 口腔ケアウェッティ
東日本大震災のとき、歯を磨けなくて困ったという声を耳にしました。
和光堂の「オーラルプラス 口腔ケアウェッティ」は水がいらず、拭くだけでお口の中を清潔に保ち、口臭の予防をしてくれるとのこと。
舌・歯・内頬・上あごなど、お口の中全体に使用可能。爽やかなミント風味がついていて、気分もリフレッシュできそうです。
ノンアルコールのため、アルコール臭が苦手な方や刺激に弱い方でも使いやすくなっています。それに、ヒアルロン酸・トレハロースなどの保湿成分も含まれており、口内の乾燥が気になる方も安心です。
ハザードバッグ20 Regular 1人用
1人暮らしだと、自分のことだけでいいし…と災害対策がおろそかになっていませんか? HIH の「ハザードバッグ20 Regular 1人用」は、お家に1つ置いておくと安心な、非常用持ち出し袋です。
福島県の被災企業が考案制作し、体験したからこそわかる、本当に必要な防災アイテムが詰め込まれています。比較的身近で入手しにくい防災アイテムを多くセレクトしたとのこと。
全部で20種類のアイテムが入っていますが、その一部は以下の通り。
- 9LEDハンディライト
- 携帯用ミニトイレ 2個
- ルンルン(絆創膏、綿棒)
- 保存水(製造から約5年保存)
- カンパン(製造から約5年保存)
- 長期保存カゴメ野菜ジュース(製造から約5年保存)
- 歯ブラシ(2本)
- 使い捨てカイロ(2個)
食料から日用品まで幅広くセットになっているのがわかります。災害用グッズとして何を買ったらいいかわからないという人は、まずはこのバッグを持っておくと良さそうですね。
バッグは防水仕様で、中に水を入れてももれないので、ウォータータンクとしても使えるとのこと!
今回ご紹介したものは、防災グッズ 防災セットのRegularタイプ。他に、容量の多いAdvanceとSpecialも用意されていますよ。
LED USB充電式 懐中電灯
懐中電灯は備えとして必須。Heliusの「LED USB懐中電灯」は、5つの調光モード、USB充電、IPX-6防水設計などに対応しています。
世界最高クラスのアメリカCREE XML-L2 LEDを搭載しており、最大照明距離は500mと、遠くまで光が届くそう。点滅するSOSモードもあり、助けを呼びたいときにも頼りになる懐中電灯です。
充電はUSB式なので、モバイルバッテリーやソーラーパネルがあれば充電できます。
バッテリーは、フルの状態で高モード4時間、低モードで16時間使用できます。
その他、アルミニウム合金製で耐久性が高く、IPX-6の防水仕様で雨などの気象条件が悪いところでも使えるのも災害向きかと思います。自宅に懐中電灯の用意がない、という方は検討してみてはいかがでしょうか。
NEWクレラップ レギュラー (まとめ買い)
最後はKUREHAの「NEW クレラップ レギュラー」です。防災用品じゃないじゃないか、とお思いでしょうか? 実は食品用のラップは、災害時にも非常に役に立つんです!
- 食器にカバーすれば洗わずにすみ、節水に
- 割れた窓ガラスの応急処置
- 包帯として怪我の止血や固定に使える
- 紐の代わりになる
- 体に巻いて、防寒具に
- 丸めればスポンジの代用になる
- 貼り付けて伝言板として使う
もちろん、普段食品の保存のために使っているときに、使い切ってストックがなくて困った、なんて経験がある人も多いのでは。
ストックしておいて損はないので、これを機にまとめ買いしておきましょう!