単にスペックアップしただけじゃあなさそうよ。
なんというか、テレビとアシスタントとの融合へ、一歩前進。といった感じ。AmazonはTV接続型のマルチデバイス「Fire TV」シリーズの最上位モデル「Fire TV Cube」の第2世代を発表しました。
「Fire TV Cube」は北米で2018年に第1世代が発売されているんですけど、今度は日本でも扱われるようですね。本日より予約スタートで、出荷開始は11月5日となります。価格は14,980円。
ヘキサコアでパワフルFire!
今までFire TVと何が違う?というと、大きさもそうなんだけど、まずスペックがかなり違います。
対応している映像は「4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+」。これらは4K映像に対応した「Fire TV Stick 4K」と変わりありませんが、今回発表された「Fire TV Cube」のプロセッサがヘキサコアへと進化。ストレージも16GBと倍増しています。
「Fire TV Stick 4K」も快適だなー。って思ってたけど、もっとヌルヌルでスマートになっちゃうのでしょうか? これはたまらん。
音声コントロールやIR(赤外線)機能が追加
また本体には8個のマイクを内蔵してスピーカーも備えています。
従来のFire TVシリーズは、あくまでもオンデマンドコンテンツ視聴に向けた端末だったのにたいして、こちらはアシスタントを搭載して、機器の音声コントロールもできちゃう。
Fire TV CubeではHDMI-CEC、クラウド経由での制御に加え、今回はじめてIR制御(いわゆる赤外線リモコンのコントロール)機能が追加されています。これによって、対応したテレビやオーディオ機器などをアレクサ経由で操作できちゃいます。
「アレクサ、テレビをつけて」
「アレクサ、ジャック・ライアンを再生して」
「アレクサ、ボリュームを上げて」
など、対応環境ならぐっばいリモコン。テレビやAV機器操作にスマスピ対応の赤外線コントローラー的なデバイスを用意しているケースもあるかもしれませんが、AV機器のコントロールに特化するなら、「Fire TV Cube」だけでできるってのはよきかなよきかな。
リビングテレビが、アシスタント対応スマートテレビになっちゃうかも?
スピーカーも内蔵していて、AV機能以外でもアレクサが利用できるのもポイントですね。
テレビの大画面でAlexa Skillを楽しむもよし、テレビを付けずに天気予報聞いたり、音楽をかけてもらったりもよし、ロボット掃除機にお掃除を頼むもよし、もちろんテレビで動画を楽しむもよし! と、EchoスピーカーとFire TVがフュージョンしたようなパーフェクトデバイス。
映像体験だけでなく、スマートテレビを外付けで拡張できるやつ。として見ると、その価値が伝わるのではないでしょうか。
やだ、めっちゃ楽しそう…!
Source: PR TIMES, Amazon.co.jp