ここが国内のフラッグシップ。
数ヶ月にいちどAppleの新店舗がオープンするっていうんでそのたびに見に行っています。もう何度も見てるんでそろそろ新鮮味が薄れてきた部分もあるんですが、それでも毎回ワクワクします。
今度の新店舗がオープンするのは東京は丸の内。しかも東京駅の丸の内口前の広場から見えるくらい近くのビル、そこにAppleが入ります。Apple丸の内。いいところをよく取れましたよね。東京駅はあらゆる場所に通じる玄関口であり出口。そんな人の行き来のターミナルのすぐ近くにAppleが直営店を構えます。しかも日本で最大規模っていうじゃないですか。
オープンは今週の土曜日、9月7日、朝10時。
今日は一足先に見に行くことができたので、ギズも行ってきましたよ。
Apple 丸の内は国内のApple 直営店としては9店舗目。直営店のあたらしいデザインを適用する4番目の店舗です。まだ場所が丸の内だと明かされる前から使われていたストアロゴは、東京駅を含んだ丸の内からアクセスできる電車の路線カラーをイメージしていたって言われてますね。Appleが名言しないのでなんともですけど、たぶんそう。これは今日のメディアパス。
午前10時。いよいよ中に!
入ると奥の方にビデオウォールと椅子が置かれた「フォーラム」と呼ばれる広場のような場所。入り口からビデオウォールまで距離があって店舗内の広さを感じます。なんたって国内最大規模です。
ここでは毎日、無料のセッション「Today at Apple」が開かれます。さいきんAppleはToday at Apple激推し。写真や映像、3DからARまでさまざまなクリエイティブセッションが用意されていて、こう言うとあれですが、こういうプログラムに期待する以上にはおもしろいです。
今日もアーティストのSUDO SHUNさんを迎えてのセッションを体験できました。9月は12回シリーズの特別セッション 「The Tokyo Creative Guild」が行なわれますよ。
フォーラムから見上げると高さ7.3メートルの吹き抜け。
Apple丸の内の内装には竹が使われています。日本の和を感じさせる素材がビル街の丸の内に入っているのに違和感はまったくありません。竹は日本製って言ってました。
木の天井とのコントラスト。
1階のようすはこんな感じ。
では参りましょう。
階段です
なぜかいつのまにかApple直営店取材では階段を紹介するのが自分のなかでお決まりのようになってきました。でも日本最大規模の店舗ですもの。複数フロア、階段が取材の注目ポイントですよね(
Apple丸の内の階段は、ステンレスの手すりがあります。
あたらしいデザインのApple 直営店には、Apple本社のSteve Jobs Theatreと同じデザインの階段が入っているのでは!っていう期待があります。
こちらはApple 京都の階段。これはSteve Jobs Theatreのそれと同じようにざらっとした粗い目の手ざわりを感じました。
こちらはApple 渋谷の階段の手すり。京都のそれとちがってつるつるしていたので、Apple 渋谷はSteve Jobs Theatreではありません(いったい何を
で、丸の内に戻ってくるわけなんですが、ご覧のとおりApple丸の内はSteve Jobs Theatreではありません。Apple丸の内はApple丸の内です。手で軽く叩いたりしてみましたが、ずっしりびくともしない立派な手すり。ステンレスの美しさと頑丈さでお客さんとスタッフの安全をサポートしています。
上がってきました。ぐるっと半周しながらあがる階段です。回り具合で言うとApple 渋谷の階段に軍配が上がります。
でも、待ってください。丸の内のとっておきを忘れてもらっては困ります。
階段の上にあがって振り返ると、東京駅が見える大きな窓。Apple 丸の内の2階から東京駅を狙って写真を撮るひと、多いと思います。
2階はその多くのスペースがユーザーサポートのためのジーニアスバーになりそうです。
今日はがらっとしたテーブルが並ぶ広い空間という感じでしたが、お店がオープンしたらここに多くのお客さんが詰めかけることになりそう。都内はどのApple 直営店もサポートに時間がかかりますからね……。これだけたくさんのスペースがある店舗が増えれば、ほかの店舗でのサポート体験もよくなりそうです。
階段の逆サイドから。たくさんテーブルあるでしょ。
Appleの裏側に迫ります。
2階部分にくると、吹き抜けはこんな感じ。ちょっと下を見てみましょうか。
見下ろすとフォーラムでToday at Appleのセッションをやっているようすが見えます。スマホやカメラを落とさないように注意してくださいね。
それからApple丸の内には、アプリデベロッパーやアプリビジネスを考えている法人を対象にAppleがサポートを提供するBOARD ROOMも用意されています。1階の扉の先にありますが、ここは一般のお客さんは入れません。あくまでビジネスの場、ですね。
内装はApple 本社、Apple Parkの会議室を模したもの。テーブルや椅子、壁に飾られたApple Parkの写真、Steve Jobs Theatreのデザイン画など、京都や渋谷にあったBOARD ROOMとほとんど同じでした。
ちがうのは、より広いスペースと、先日apple.comから買えなくなったAppleのデザイン本「Designed by Apple in California」がなかったこと。あれすごくいい本だし、Appleのものづくりの思いが感じられるから、ぜひ販売をつづけてほしい。アップデート版を用意してくれていたらうれしいなあ。
あと、ふつうにAppleのお店なのでiPhoneやiPad、MacなどのApple製品はすべて手にとって試したり購入したりできますよ。HomePodも展示がありました。
で、
Apple 直営店のオープンには恒例となっている先着順にもらえるオリジナルグッズ、Apple 丸の内のものはこちら。今回は恒例のTシャツではなく、トテ、すいません、トートバッグとピンバッジ、それとステッカーです。今回も先着順になるので、確実に欲しい方はお早めに。ピンバッジかわいい。
Apple丸の内のデザインは、三菱ビルの構造グリッドからインスピレーションを得たとのこと。店舗正面、2階まで1枚のガラスが通ったショーウィンドウがApple丸の内の顔になります。こういうのヴィトリン・スタイルと言うらしい。枠の部分は世界で見てもはじめて採用された丸みのある国内産のアルミが使われているそうですよ。
駆け足でしたが、Apple 丸の内は今週の土曜日、9月7日土曜日午前10時にオープンです。
動画も撮ってきましたよ。