おつかれさまでした…!
今年4月、正式発売直前に不具合報告が連打されて発売延期となっていたSamsung(サムスン)のGalaxy Fold(以下Fold)ですが、ついに9月6日、韓国で発売されることが発表されました。
まあ不具合といっても、頻発したパターンのひとつは、レビューした記者とかブロガーがFoldの(はがしちゃいけない)画面保護シートをはがしちゃったってやつでした。その後7月、Samsungはこの画面保護シート問題を解消したデザイン改良を発表し、新たな発売予定時期は2019年9月、と言っていました。
Samsungの公式ブログでは、Foldの発売は9月6日に韓国で、と言っています。ただ米国やヨーロッパでの発売時期については、モヤっとさせたままになっています。日本での発売については、まったく触れられていません。
Samsung Electronicsは本日、Galaxy Foldのローンチを発表しました。それはモバイルテクノロジーのまったく新しいカテゴリで、韓国で9月6日発売となり、その後フランス、ドイツ、シンガポール、イギリス、米国その他各国での発売が続きます。色はコスモスブラック、スペースシルバーです。一部の国では5G対応オプションがあり、ユーザーの皆様は現在最速のネットワークスピードの上で、未来を開くことができます。
ただFoldの事前登録はSamsungのWebサイトですでに公開されているので、韓国以外での発売もそんなに間を置かないのかなと期待がもてます。Foldに付随する米国ユーザー向け「プレミア」サービスを発表する別のブログポストでは、米国でのFold発売は「今後数週間で」やってくると書かれていました。
Samsungにとってラッキーだったのは、発売が数カ月遅れても、ライバルには先行できたってことです。Huaweiの折りたたみスマホ・Mate Xの発売も同様に遅れていて、こちらは2019年9月〜11月、と言われています。Bloombergによれば、Samsung自身もすでに第2世代のもっとコンパクトな折りたたみ端末の開発にシフトしているみたいで、お洒落ブランドのデザイナー、トム・ブラウンとコラボして初代よりスタイリッシュなデザインを目指してもいるようです。
米GizmodoでFoldをレビューしたときは特に不具合とか問題はなく、といってももちろんガジェットとして課題がないわけじゃなくてむしろ山積なんだけど、これからが楽しみ、という印象でした。ちゃんと使えるモノなの?とか、もっと知りたい方はこちらのレビューも読んでみてください。