実は一番待ってたのはこの子なのです、個人的に。
ベルリンで開催中のコンシューマーエレクトロニクスショー｢IFA 2019｣にて、ソニーはネックバンド式イヤフォン｢WI-1000XM2｣を発表しました。ヘッドフォンの｢WH-1000X｣、完全ワイヤレスの｢WF1000X｣に続いて、ついにネックバンド式もパワーアップしましたね。
やはり今回もノイキャンは推し要素。｢WH-1000XM3｣に搭載されているQN1プロセッサを搭載しているため、静寂性や音質向上は極めて高い水準でしょう。9mmダイナミックドライバーユニットと、高音域を担うバランスド・アーマチュア・ドライバーユニットの組み合わせは前モデルから続投。
バッテリーは最大10時間、充電時間は約3.5時間。10分の充電で約80分の再生が可能です。アプリ連携や外音取り込み、通常音源をアップコンバート再生する｢DSEE HX｣なども引き継いでいます。重量は71gから58gに軽量化し、ネックバンド部分は装着感の良いシリコン製になりました。
まるっとみてみると、｢WH-1000XM3｣などの最新機に搭載されている技術を活用した正統後継機という感じ。イヤホン本体のデザインこそ大きく変わったものの、特に新技術はありません。が、QN1プロセッサーの優秀っぷりは間違いないですから、それが使われているというだけでも期待できますね。なにしろ約2年ぶりのネックバンドアップデートですから！
価格は330ユーロ（約3万8900円）、2020年1月に欧州で発売予定。日本での発売日・価格は未定です。持ち歩きやすいネックバンドモデルの進化、待望だった人もいるのでは？
Source: Sony Japan, Sony Europe, YouTube
