おとなげないやつだこれ。
パナソニックのTechnicsブランドから、同ブランド初となるイヤフォン「EAH-TZ700」が発表されました。お値段なんと、1,199ユーロ(約14万1000円)。ターンテーブルに迫るほどのプライス、まさにTechnicsゥ…!
10mmのダイナミックドライバーユニットを搭載し、振動板には5マイクロメートルの超微細アルミニウム膜を使用。振動板の駆動には磁性流体を活用したり、ハウジングにはマグネシウムとチタンを採用したりと、惜しみなさがすごい。そのおかげで、下は超低域から上は最大100kHzというイヤフォンの常識を超えたような高域まで再生できます。音源が追いつかないのですがそれは。
また、「Air Control Precision Structure」なる空力制御技術により、不要な共振をおさえてフラットな鳴り実現。いわく、息をのむような忠実度が得られるとのこと。ここまでやってモニター用じゃなくてリスニング用っていうんですから、もうTechnicsだなぁとしか言いようがないやね。
MMCX端子に対応し、ケーブルはバランス・アンバランスの付け替えが可能。楕円・円形のイヤーピースがそれぞれ4サイズずつ付属します。こりゃもうハイレゾの聞き甲斐があるってもんでしょう。DSD 11.2Mhzクラスの生音音源とか、一体どんなレベルまで追えてしまうのだろうか。
EAH-TZ700は、欧州にて2019年12月に発売予定。国内での発売時期や価格は未定です。eイヤホンさんのレビューを座して待とう…!
Source: Technics