ブラウンからスマートスピーカー。
華美な装飾は一切合切なくして、わかりやすい操作性と実用性を追求。師の「良いデザインの十か条」に基づくAIスピーカーじゃないですか。
ブラウンというと髭剃り機メーカーという印象が強いですが、過去にはオーディオも多数リリースしていたメーカーだったんです。しかもそのデザイントーンは極めて優れたもので、特にディーター・ラムスの作品はアップルに多大なる影響を与えたといわれるほど。事実、iMacのデザインは1959年のスピーカーLE1のテイストそのものですし。
そんなLE1をモチーフとした新たなスマートスピーカーが、ブラウン印で登場しますよ。
バリエーションはXLサイズの「LE01」(約13万円)、Lサイズの「LE02」(約8万5000円)、Mサイズの「LE03」(約4万円)の3つ。いずれもポータブルタイプではなく、ご自宅据え置き用。スタンドを使えば縦置きもできます。
基本はWi-Fi(AirPlay 2、Chromecast)とBluetoothを使いますが、ライン入力端子も備えているとのこと。対応するAIアシスタントはGoogleアシスタントとなる模様です。
しかし長らくオーディオ機器を作っていなかったブラウンが、ハイレゾ伝送までOKなスピーカーを作れるだなんて。
実は現在ブラウンのライセンスをプロクター・アンド・ギャンブル(あのP&Gだ!)が持っており、その関係でデジタル・オーディオに強いPure Audio(Pure International)がアーキテクトしたそうな。ポップアップ式のスマートスピーカーなど、おもしろいモノ作っているんですよねココ。
機能面は問題なさそう。だからこそ気になるのが音のクオリティです。どんな音、するんだろ?
Source: The Verge, Facebook