今回のアップデートではグリーンが目をひく新カラーかな。
iPhone 11はポップなパステル系のペパーミントグリーンとiPhone11 Pro は落ち着いた大人カラーのミッドナイトグリーン。どっちも捨てがたい。新型iPhoneはどれがいいか、迷っちゃいますね。以下米Gizmodoのまとめをご覧ください。
さいきんのAppleは製品サイクルを3年で区切っているため、iPhoneのメジャーなモデルチェンジは2020年までありません。でも、だからといってiPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxの新機能がたいしたことない、ということは決してありません。まずはApple初のトリプルカメラモジュール。高速になったA13チップ(と新しいAppleモーションコプロセッサ)、新しい撮影モードも追加され、さらにうれしいことには新しいカラバリがたくさん出ています。
それでは今回Appleが打ち出してくる、新しいiPhone 11/11 Proの機能群についてまとめてみましょう。
モデル
今回も、Appleの新しいiPhoneモデルは3つ。6.1インチのiPhone 11と、5.8インチのiPhone 11 Proと6.5インチのiPhone 11 Pro Maxです。Pro がついている方の2つがAppleのフラグシップ機となります。
iPhone 11 Proのカラバリはミッドナイトグリーン、スペースグレー、シルバー、そして新しい色味となったゴールド。
パフォーマンスとデザイン
7nmのA13バイオニックプロセッサを搭載し、AppleはiPhone 11は現行のどのスマホより最速のCPUとGPUを積んでいると豪語します。 A12バイオニックと比較して、処理スピードも、グラフィックパフォーマンスも、ニューラルエンジンも20パーセント速くなったとしています。
新しいiPhoneについた新機能でこれまたうれしいのはWi-Fi 6です。ワイヤレスでのネットワーク接続がさらに速く、これから秋に次々投入される次世代サードパーティ製のルーターとの連携もよりスムーズになるんですよ。
iPhone 11 Proの構造については、ステンレス鋼と背面のガラスパネルを組み合わせた新しいコンビネーション。それだけでなく、今回はガラス強度も向上させ、防水も強化、充電スピードもアップ、ディスプレイ輝度も明るくなるなど、細部にも仕様変更を凝らしています。
カメラと写真
iPhone 11のスタンダードモデルについては、Appleはメインカメラとウルトラワイドレンズ2機とも12メガピクセルのカメラにバージョンアップ。さらに、写真処理機能についても機能向上しているとし、セマンティックレンダリングで写真撮影中にも光の調節が簡単になるものとしています。
iPhone 11 Proにいたっては、上記2つのカメラに加え3機目にも12メガピクセルの望遠カメラを搭載してきました。Apple初のトリプルカメラモジュールです。
新しい撮影機能としては、Appleのポートレートモードの強化が挙げられます。これはiPhone 11の広角レンズにより実現するもので、ペットなどでも、より被写体を生かした撮影が可能となります。でも、なによりも今回の機能向上の目玉はiPhoneに初めて登場するナイトモード。光が足りない状態においても、質の高い写真撮影が可能となります。環境によっては、iPhoneは光学手ブレ補正でISO感度やシャッタースピードを調整し、シャープで生き生きとした写真を生み出してくれます。
フレームレート60 fpsの4Kビデオの撮影、スローモーキャプチャ、タイムラプス、シネマティック・ビデオスタビライゼーション...と、動画についても、Appleは今回さまざまな新モードをつけてきています。そして、メインもウルトラワイドカメラもダイナミックレンジがさらに広くなっています。 フロント(セルフィー)カメラでもスローモーセルフィーが撮れるようになります。
最後に、新技術「Deep Fusion」もiPhone 11 Proに新登場。連続で9枚の写真をすばやく撮影し、ニューラルエンジンを使ってそれぞれの角度の最もすぐれた写真をつなぎあわせ、合成画像を作成するというもの。
バッテリー寿命
2019年のiPhone 11は、去年のiPhone XRよりもバッテリーの持ち時間は1時間長くなっているとしています。しかし、驚くのはまだ早い。iPhone 11 ProはなんとiPhone XSと比較してバッテリーの持ち時間は4時間も長くなるのだとか。
値段と発売時期
驚くなかれ、iPhone 11はiPhone XRよりも50ドルも安くなって700ドル(日本小売価格7万4800円)から。
Phone 11 ProまたはiPhone 11 Pro Maxは、それよりもお値段もワンランク上の1000ドルと1100ドル(日本小売価格10万6800円と11万9800円)から。
いずれの機種も、全世界で9月13日からプレオーダーが開始され、手元に届くのは9月20日となります。