最初の最初の最初の感想！
発表会明けの疲れもとれ、日本での販売状況もわかって、ちょっと一息いれたいこのタイミング。ギズモード・ジャパンの鈴木編集長と同じく、発表会現地入りしていた米Gizmodoからとりあえず触ってきた！なファーストルック・レビューが届きました。
カメラの出っ張りが大きい。デカイ。きになる。でも、この出っ張りはこれでいい、これがいいんです。iPhone 11もiPhone 11 Proもカメラの出っ張りは目立ちます。ただ、カメラが3つあるぶんProの方がもっと目に付く。さらに、カメラ周りがツヤッツヤなガラスなのでさらに目がいっちゃう。でもね、トリプルカメラが目立つのはたぶんわざと…。あえて目立つように作ったんじゃないかな…。
iPhone 11 Pro。より美しくなったディスプレイ、より長くなったバッテリーもち、より速くなった充電。でも、そんなことより真っ先に最大の力で目に飛び込んでくるのがトリプルカメラ。Appleが、なぜ発表会でもっとも長く時間を割いて、写真のソフトウェア技術とナイトモードの素晴らしさを語ったか、なぜ9枚同時撮影のDeep Fusion機能をチラ見せしたか、なぜiPhone Pro 11で撮影した動画や、撮影シーンの動画を見せたのか。それはすべて今回の主役、トリプルカメラのためです。AppleがiPhone 11 Proでもっとも注力したのは間違いなくカメラ。本端末のハイライト。なので、出っ張りも含め、カメラが目立って当然なのです。ユーザーにも｢ここ！ここだから！｣ってアピールしたいんです。
ノッチとiPhone Xの出っ張りを乗り越えた我々なら、iPhone 11の出っ張りだって大丈夫。Xの出っ張りと高さはほぼ同じ、それが面で広くなったというだけ。背面のガラスと出っ張り部分のガラスが同じ素材ならば、まだそんなに目立たなかったのかもしれません。でも、背面はマット感のあるガラス。でも、カメラ周りはツヤッツヤ。いや、いいんです。主役はトリプルカメラなんですから。スターは光って当然ですから。
もちろん、この背面マットガラスは、トリプルカメラを目立たせるために採用されたわけじゃないでしょうけど。ツルツルなガラス背面の端末を触ったことがある人ならみんな思うはずです、指紋すげーなと。特に、発表会のあとのメディア向けのハンズオンはたくさんの人が触るわけですから、もうベッタベタのベタ。ガラスボディはとにかく汚れが目立つ。なので、ボディ背面に油を弾くコーティングがされているのは好印象。ぬぐいやすいのは大正解です。
ハンズオンタイムでは、じっくりレビューする時間はありません。なので、主にメインディッシュであるカメラを触ってきました。Appleスタッフから、いかにカメラがコントロールに優れているか、動画撮影をしやすいかを強調されましたが、それもそのはずでめちゃくちゃ使いやすい。iPhone史上過去最高に（少なくともAppleの公式カメラアプリを使う限りは）撮影しやすかったです。
Googleのナイトモード、HuaweiとSamsungのトリプルカメラ導入と、Appleは他社に遅れをとっています。が、満を辞してという見方もできます。じっくりレビューしてみないと詳しいことはなんとも言えませんが、ちょっと触っただけでAppleのカメラへの自信がビシビシきました。もうね、とにかく今回はカメラ。ユーザーにもとにかくカメラを見て欲しい、使ってほしいという気持ちが伝わってきました。
高い位置（出っ張り）に立ってるからこそ主役です。この主役の演技（実際使って見て）はどうなのか、じっくりレビューするのが楽しみですね。
