エッジってこういうことさ。RPG『サイバーパンク2077』ブースがエッジ #TGS2019

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  • author 傭兵ペンギン
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エッジってこういうことさ。RPG『サイバーパンク2077』ブースがエッジ #TGS2019
Photo: ギズモード・ジャパン

東京ゲームショウで俺もチップイン

幕張メッセで現在開催中の東京ゲームショウ2019。ガジェット界のエッジに生きるGIZMODO編集部としては行くしかねぇということで、開場した瞬間にRPG『サイバーパンク2077(Cyberpunk 2077)』のブースへ行って参りました!


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ブースで行われる抽選に選ばれれば、またがる機会を得られるだろう。幸運を祈る、チューマ。
Photo: ギズモード・ジャパン

『サイバーパンク2077』オンリーでブースを出してるという主張(アティチュード)のキマりっぷりが凄い。ゲームにも登場するバイク「YAIBA KUSANAGI」の模型も展示されており、オマエが幸運なパンクならまたがって写真撮影することが可能となっている。

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Photo: ギズモード・ジャパン
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Photo: ギズモード・ジャパン

その壁には昨日ブースを訪れたキアヌ・リーブスの直筆サインが。伝説的SF映画に出演を続けているキアヌは、今作において伝説的ロッカーボーイのジョニー・シルバーハンドを演じている。そしてよく見るとキアヌとしてだけでなく、ジョニーとしてもサインをしている!

45分にも及ぶ実機プレイ・ナイトシティツアーにご招待

すでに十分ホットなブースだが、メインの内容としては日本語吹替版の実機デモプレイ。残念ながら撮影録音は一切できなかったのでその内容をかい摘んで紹介しよう。基本的には先日Twitchで配信されたパートを日本語吹替版でプレイするという形だった。

デモは今作の主人公・V(ヴィー)のキャラメイクから始まる形式で、見た目だけでなくライフパス(生い立ち)やステータスを決める画面も見られ、原作であるTRPG『サイバーパンク2.0.2.0.』と全く同じではないものの、その血を受け継いでいることがしっかり感じられた。

ストーリー展開としてはVの目の前に幻覚のよう姿を表すジョニー・シルバーハンドのサイバーゴーストが宿るチップの謎を探るべく、Vがテクノロジーに強いギャングであるヴードゥー・ボーイズの元で依頼を受けるというもの。

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Photo: ギズモード・ジャパン

デモの舞台は、開発中止となり荒廃した商業施設が立ち並ぶパシフィカ地区。言わば高層ビルで構成された荒野で、ギャングの巣窟でナイトシティの中でも取り分け危険な場所。遠くでは武装ヘリがビルを攻撃したり、住民が近づく飛行ヴィークルに威嚇射撃をしていたりと物騒な様子が見て取れた。

ヴードゥー・ボーイズのアジトとなってる廃ホテルの中のお店で装備を買う場面もあった。アイテムは同タイプのものも複数持ち歩け、インベントリ画面で着替えたりもできるようで、そこまでリアル志向ではない様子。また、ストリートクレッド(いわゆる評判)が貯まることでお店で買えるものが変わったりすると言った説明もなされた。

ストーリーが分岐するという会話の選択肢もバンバン表示されるが、いわゆる会話画面的といった感じで展開が止まるのではなくシームレスに進んでいく(もちろん相手が多少は返答を待ってくれる形にはなっているが)。完全主観視点のゲームなので、没入感が損なわれず素晴らしい。

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Photo: ギズモード・ジャパン

ヴードゥー・ボーイズはハイチ系の人間が多く、そのアジトではハイチ語が飛び交う。サイバーパンクの世界では他にも様々な言語が使われるが、Vの体に内蔵されたサイバーウェアによって即時翻訳される。一瞬ハイチ語が表示されたのち、話者の頭上に字幕が表示されるという表現で、SFっぽくカッコいい。

ちなみに、英語の部分は日本語に吹替されているが、ヴードゥー・ボーイズの英語の訛りも吹き替えで再現されていて雰囲気は抜群。ローカライズのクオリティの高さがうかがえ、さらに楽しみになってきた!

今回はヴードゥー・ボーイズの依頼を受けて、薬物による筋肉増強に執着するギャングのアニマルズ(個人的には仲間になりたいギャング)のアジトに潜入するというクエスト的な形式で、ソロと呼ばれる単独で大暴れするマッチョなスタイルと、ネットランナーというハッキング&ステルス主体の2つのアプローチ方法が紹介された。

ソロならサイバーアップ(サイバー化)した腕でドアをこじ開けたり、警備用ターレット(銃座)の銃を奪って敵を撃ちまくったりと熱い戦いを見せる一方、ネットランナーは監視カメラやトレーニングマシーンをハッキングしてクールにアジトを潜入していき、かなり雰囲気が違うものとなっていた。

『サイバーパンク2077』はクラス制のゲームではないので、自由にキャラを育てられるのでバランス型のキャラもできる。それでもわざわざTRPG版のクラスであったソロやネットランナーと用語が使われるあたりにこだわりを感じる。

プレイアブルではないのは残念だったが、デモは45分にも及び、美しいグラフィックやカッコいいサウンドトラックなどいろいろな部分がじっくり見られた見られた。たっぷり見せちゃうあたり、自信が感じられる。楽しみでしかない!!

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Photo: ギズモード・ジャパン

デモの観覧者向けにゲームのロゴバッジとジョニーのバンド「SAMURAI」のロゴ入りハンカチという素敵なプレゼントも用意されていた。

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Photo: ギズモード・ジャパン

ちなみに今日はプレス/関係者向けの日だったが、ゲームの注目度もあってかかなり混雑していた。一般日は更に混雑すると思われるので、デモが見たい方は早めにいって並ぶことをオススメしたい。また、物販コーナーのTシャツも昼過ぎには売り切れが目立っていた。トロフィーを狙うなら綿密なプランニングが必要だろう。

『サイバーパンク2077』はPS4/Xbox One/PC向けに2020年4月16日発売予定。現在予約受付中

Source:東京ゲームショウサイバーパンク2077公式サイトYouTube

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