映画版とコミック版のいいとこどり!?
幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ。スクウェア・エニックスのブースでは、映画版も人気なアメコミ原作の新作アクションゲーム『Marvel's Avengers(アベンジャーズ)』のコスチュームが展示されていた。
コミックも映画も好きなアメコミファンとして気になるところをじっくりチェックしてみた!
ちなみにゲームの予告編はこちら。ゲームはコミックとも映画とも違う独自の世界観で展開され、ゲームオリジナルの要素が盛り込まれる。果たしてそのコスチュームはどんな感じなのか……!
まずはアイアンマン。アーマーは首から下は映画『アベンジャーズ』に登場したマークVIIに近い感じだけど、頭部は映画版というよりコミック版に近く、眉間が平坦だったり口が結構大きめに空いてるあたり、クラシック風という印象。
続けてブラックウィドウ。こちらは映画版の影響が強そうな印象で、レザーっぽくなく布が主体でタクティカルな雰囲気。トンファーも装備しており映画準拠といっても過言ではなさげ。
そしてキャプテン・アメリカ。コミックのクラシックなコスチュームの鱗要素はなく、肩に米軍の装備と似たスタイルの国旗のワッペンがついていて、映画に比べてもかなり現代の軍用装備感が強い印象。胸の星の周りがブロック状のものが戦車の爆発反応装甲っぽさもあるね。
次はハルクことブルース・バナー博士。コミックではズボンが紫な印象だが、シャツが紫で映画版の影響が強そう。よく見ると白衣の胸のところに名前が入っているのにも注目。
最後はソー。こちらはコミック版と映画版の要素がミックスされていている印象で、腕が鎧でカバーされているタイプ。注目はコミックではトレードマークであるものの映画ではあんまり使われなかった兜があるところ。個人的にはかぶって欲しいところですけど、ゲームでどう扱われるか注目どころ。また、もう一つのトレードマークであるハンマーのムジョルニアはゲーム独自感が強いデザインですね。
映画版のイメージを強く感じるこの並びでホークアイがいないのはちょっと残念、どうにかゲーム本編では登場して欲しいところ。
今回のコスチュームはあくまで展示用なので映画で使われた衣装と比べてしまうのは酷なクオリティではあるが、ゲームではCGとしてしか見られないものを、誰が着るわけでもないのにわざわざ実物として用意してくれたのはファンとしては嬉しいところ。アメコミファンはぜひチェックしてみて欲しい。
『Marvel's Avengers(アベンジャーズ)』は2020年5月15日発売予定。
Source:東京ゲームショウ, Marvel's Avengers公式サイト, YouTube