直線の最高速度は207km/h出ています。
カリフォルニア州モントレーにあるサーキット、「ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ」にて、Teslaの「Model S」が次世代パワートレイン「Plaid」とプロトタイプのシャーシを搭載し、タイムアタックをした動画が公開されました。
モーター音がとてもSFチックで、太く「フィーーーーーン」と響き渡ります。
動画の説明では、一周を1分36秒555で周回し、これがラグナ・セカにて4ドアセダン車の最速記録より1秒速い記録を叩き出したのだそうです。
Plaidパワートレインとは
パワートレインは、エンジンやトランスミッション、ドライブシャフトなど動力を伝達するメカニズム一式を指します。そしてThe Vergeいわく、これまでふたつだったモーターが3つに増えたのが、このPlaidパワートレインだと伝えています。つまりパワーアップしたってことなんですね。
これについては、Twitter上でイーロン・マスクがフォロワーから質問を受け、このように返答しています。
Yes. To be clear, Plaid powertrain is about a year away from production & applies to S,X & Roadster, but not 3 or Y. Will cost more than our current offerings, but less than competitors.
— Elon Musk (@elonmusk) 2019年9月12日
Plaidパワートレインは生産から約1年後、(モデル)S、Xとロードスターに搭載するけど、3とYには載らないんだ。今提供しているものよりコストが高く付いちゃうからね。とはいえ競合他社よりは安いけど
ちなみにロードスターには「SpaceXオプション・パッケージ」というのがあり、後部座席に10個のスラスターを配置して、空を飛ぶことも出来るかも? と考えられています。そんなのに新開発のパワートレインを載せちゃったら、そのまま火星まで飛んでいけるようになるんじゃないでしょうか?