自分へのご褒美は裏目に出ることもあります。
例えば「スポーツジムにいる間だけYouTubeをみる」と自分で決めても、ズルをすればいつでもYouTubeが見れる、一瞬で気づきます。
それよりも、カレンダーにチェックマークを入れるというような、まったく楽しくないものを自分へのご褒美にしてみましょう。
ご褒美は豪華ではないものにしよう
私が初めてこのTIPSを聞いたのは、ライターのTim Clareのポッドキャストでした。
Clareは、やる気を持ち続けたいのであれば、ご褒美はそのためにこなしたりしないような、つまらないものにしなければならないと言うのです。
Clareは、文章を書いた日はカレンダーにチェックマークをしていて、週の終わりにチェックマークが貯まったら金の星を付けるのだそうです。
別のライターJill Twissは、スポーツジムに行ったら、ステッカーを自分のご褒美にしていると、最近ツイートしていました。
ご褒美と習慣の関係
Clareは、仕事だけでなく、運動の習慣でもこのテクニックは効果があると言っています。ご褒美がつまらないと、「認知的不協和」によって、その習慣により興味を持つという定説があります。
この定説によると、わずかな報酬のために行動を変えることで、脳内で不一致が起こります。
したがって、すでに定着している習慣を変えるよりも、物や行動にどれほど価値があるかを信じるように考え方を変えることで、不快な“不協和”を簡単に解決するのです。
理由はどうあれ、このやり方は多くの人に効果があるようです。私は、運動をした日にカレンダーにマークを付けます(ウェイトリフティングをやった日は「L」とか、3マイル走った日は「3」のように距離を書いたり)。
私は徐々にこのシステムを進化させて、日にちを色分けすることにしています。いずれにしても、カレンダーの週や月がマークや色でいっぱいになっていくのを見るのが大好きなのです。
一番いいのは、ズルをすることが無意味になることです。
実際にスポーツジムに行かなかった日に、自分に嘘を付いてまでカレンダーにマークをしたりしないはずです。
しかし、数字やステッカーが立て続けに貯まっていくのは、自分へのご褒美になります。習慣を積み重ねるという満足感が、自分自身への本当のご褒美になっているのです。
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Image: Gustavo Frazao/Shutterstock.com
Source: SoundCloud, Twitter, Wikipedia
Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]