今月の投資が、過去数カ月に比べて不調だとしても、心配しないでください。
今月は9月です。歴史的に9月は株式市場にとって最悪の月なのです。
Hulbert Financial DigestのMark Hulbert氏が、MarketWatchで次のように説明しています。
1800年代後半にダウ・ジョーンズ工業株価平均が設定されて以降、9月は平均リターンが一番低いだけでなく(9月はマイナス1.0%、それ以外の月の平均は0.8%)、パフォーマンスも一貫して最低となっています。
たとえば前世紀は、例外的な1年をのぞいたすべての年で、9月のパフォーマンスランクは常に分布図の下半分に位置していました。
今年の9月は、関税や金利、利回りなどに関する経済不安のせいで、特に不安定になる可能性がありますが、パニックにならないでください。
Hulbert氏は株主たちに、株を手放さないようにとアドバイスしています。
株式市場のカレンダーで最悪の月である9月を乗り切るための私からの助言は「ポートフォリオをいじらないこと」です。
もっとも、この「買い持ち(株を長期保有すること)」という株式投資の定石を踏まえながらも、さらに「買い」を上乗せしたいという人は、市場が一時的に下落すると、株が格安セールされるということを頭に入れておきましょう。
また、月に一度だけ投資ポートフォリオをチェックするというアドバイスに従っているなら、今月のチェックは少し先延ばし(たとえば9月30日まで)したほうがいいかもしれません。
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Image: ShutterOK/Shutterstock
Source: The Hulbert Financial Digest, MarketWatch
Nicole Dieker - Lifehacker US[原文]