DIYをする人にとって、最も身近なネジと言えばプラスネジでしょう。
ところがプラスネジには、回転方向にのみ力をかける動きをすると、ドライバーがネジから浮き上がろうとするという、素人泣かせの問題点があります。
このため、プラスネジを回すときには、ドライバーをネジに押し付けるような圧力を同時にかける必要があるのですが、このコツを守らないとネジの頭をなめてしまい、回せなくなってしまうのです。
SK11の「パーフェクトドライバー2」は、そんなプラスネジの弱点をカバーしてくれるドライバー。しかも回せなくなってしまったネジを回せるようにしてくれます。
ハンマーで叩いて、新たな溝を作れる
「パーフェクトドライバー2」は、ネジ穴がつぶれて回せなくなっていても、ハンマーでハンドル頭部に打撃を与えることで新たに溝を作り、回せるようにできるそう。
ただし、母材がプラスチック製など、割れやすい素材にはハンマーが使えません。金属製なら試す価値ありですね。
ちなみに、潤滑剤をあらかじめネジと母材の接合部に吹いておく(ネジ溝には飛び散らないように)と、より効果的とのこと。
それでも回りにくいときは、ハンマーで叩くと同時に希望する方向にドライバーを回す力を加えるという動きを繰り返していると、回りやすくなるそうです。
普段からネジ穴を潰しにくいドライバーとして使える
「パーフェクトドライバー2」は先端が鋭利に作られているので、ネジ溝に食い込みやすいという特徴もあります。
ネジ溝にぴったりとフィットする形状なので、新しいネジに対して使うときでも、浮き上がりにくく回しやすいのも見逃せないポイント。これならネジ穴をダメにしてしまう予防にもなりそうですね。
また、グリップ部がエラストマー樹脂製になっていて、滑りにくく、力がかけやすくなっています。
画像のものは先端サイズがNo.3ですが、No.1、No.2、マイナスドライバーNo.6もラインナップされています。
ネジが回せなくなって困っている方や、ついネジを回すときにネジ穴をなめてしまうという方は、試してみてはいかがでしょうか。
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
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