これは楽しみになってきた!
スマートフォンにスマートウォッチの次に来るのは、スマートグラスでしょう? そんな期待とは裏腹に、Google(グーグル)が時代に先駆けてリリースした「Google Glass」は、いまやビジネス用途に向けてしか提供されていません。コンシューマーが、サラリとかけては使いこなせるスマートグラス、いつか完成する日はあるのでしょうか?
大手アイウェアブランドと提携
ボクらのモヤモヤ感を吹っ飛ばすべく、このほどCNBCは、新たにFacebookが、あのRay-Ban(レイバン)やOakley(オークリー)などのメガネブランドで知られる、イタリアのLuxotticaと提携したことを報じました。
FacebookがARの構想について語ったのは2016年のF8カンファレンスのこと。TechCrunchによると、FacebookはARグラスを開発中であることを認めていますし、関連の特許も取得していることが明らかになっています。ファッショナブルな仕上げを目指し、本格的なフィニッシュが見えようとしているのかもしれませんね。
コードネーム「Orion」
Facebook Reality Labsにて開発が進められているARグラスは「Orion」と呼ばれ、まるでスマートフォンのような機能をもつメガネと報じられています。各種通知やテキストメッセージをチェックできるのはもちろんのこと、Facebookが力を入れる独自の音声アシスタントによって、音声コマンドで電話をかけたり、返信メッセージを送ったりも可能。当然ながら、Facebookの投稿をチェックし、スマホに手を触れることなく近況をアップデートできるようになっていることでしょう。
なお、待ち遠しい限りの新スマートグラスではあるものの、CNBCは最速でも2023年の発売になるだろうと伝えています。すでにApple(アップル)も、ARヘッドセットの開発に取り組んでいるといわれていますし、Googleだって、いつまたコンシューマー向けに製品投入を再開するかなんてわかりません。VRのOculusブランドをもつFacebook(Facebook Technologies)ですけど、はてさてスマートグラスの世界で成功を収めることはできるのでしょうか…?
Source: CNBC, TechCrunch