手のスライドに合わせて画面も動く!
「ギターが弾けたら楽しいしカッコ良いんじゃない? 」と思って手にするものの…Fのコードが押さえられず挫折! なんて話は今に始まったことではありません。ですがこれからは、スマートウォッチのアプリを見ながら同時進行で弾いて学ぶのが、文字通りスマートそうです。
ハードルの高い楽器
一般的にギターには6本の弦が張られており、指板には21、22、もしくは24フレットがあるので、それを掛け算しただけの音が出せます。ですが伴奏にせよメロディーを奏でるにせよ、どこを押さえて、その次またどこを押さえれば良いのか、慣れない人にはチンプンカンプンですよね。
学び方はいろいろあるけれど
学ぶには教室に通ったり、個人レッスンを受けたりもありますが、かなりの人たちが独学ではないかなと思います。そこで重宝しそうなのが、スマートウォッチで押さえる場所を示すARアプリ「Wristruments」なのです。Fresh Gadgetsが取り挙げたプロモ動画をどうぞ。
指板を見ながら演奏するとき、手首が必ず視界に入ります。なので大きく目線を移動させて見る教則本やスマホなどよりも、手首に指示が表示されるのは最高の場所なんですよね。
かなり多機能
スマートウォッチはちっちゃいのに、 「Wristruments」で出来ることはたくさんあります。まず振動によるメトロノーム、そしてチューナーにもなり、演奏する段階では楽譜やコードを表示し、曲の速度も変更してくれます。さらには歌詞の表示だけでなく、複数ユーザーとシンクロしてバンドも出来るというのです。
ほかにもオマケみたいなものですが、表示される指板や弦は、色や材質を仮想的に変えることが出来るので、好みの疑似ギターをカスタマイズすることができます。テクノロジー万歳ですよね。
出資金=1年間のサブスク
「Wristruments」は、現在KICKSTARTERにて出資金を募っているのですが、29ドル(約3,100円)がそのまま1年間のサブスクリプションになります。1年でマスター出来ればその金額で済みますが、ちょっと自信がないなぁというかたには2年間49ドル(約5,300円)というプランも用意されています。いずれにせよ、レッスンを受けるよりよっぽど安上がりですよね。
「Wristruments」が使えるのは、Apple Watch、WearOS対応スマートウォッチ、Samsung Galaxy Gear。ギターのコードや指板を見るのは角型の方が好相性ではあるものの、丸型でも問題ありません。
サラっとギターが弾けたら楽しいです。これからはスマートウォッチでギターを練習しましょう!
Source: YouTube, KICKSTARTER via Fresh Gadgets