シャツやズボンのポケットは、スマホや財布などを入れて型くずれさせたくない。かと言って、バッグを常に携行するのも気が進まない。

そう思っている人には、必要最低限の所持品のみを持ち運ぶための小振りなポーチが向いているかもしれません。

コンパクトさを求めるほど、最適なものに出会うのが難しくなるポーチですが、『GORIX 防水サイクルポーチ』はチェックしておくべきアイテムです。

「サイクル」と銘打たれており、普段づかいでも違和感のないデザインがポイント。実際に入手しましたので、レビューしてみたいと思います。

樹脂製ボードを内蔵した防水仕様の外装

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Photo: 田中宏和

手に取ってすぐに気がつくのは、難なく自立させられるほど硬めのボードを内蔵したケースのしっかり感。スマホを入れて持ち運ぶ場合でも、落下による破損から守ってくれる安心感があります。

また、防水加工が施された表面生地と分厚いナイロン裏地、そして止水ジッパーとの組み合わせで、IPX6レベルの防水性能があるところも見逃せません。

さすがに洗濯機に入れて回してしまうと厳しそうですが、雨に降られたり、濡れた洗面台の上に置いたり、うっかりお茶をこぼしたりしても大丈夫です。

長財布に収納スペースを追加したような作り

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※注)小銭入れのジッパーに付けられたフックは後付けしたもの
Photo: 田中宏和

写真に向かって右側は、現金を入れておくのに向いているポケット。

私は家の鍵をセットしておくフックが欲しかったので、ジッパーのつまみに増設していますが、鍵も小銭入れに入れてしまうという手もあります。

財布としての使い勝手は、一般的な長財布と特に変わるところはありません。

左側は、カード類やレシート、チケットなどを収納するスペース。スマホもここに入れられます。もっとも個人的には、スマホはすぐに取り出したいので、真ん中に挟んでジッパーを閉めるだけにするのがいいと感じています。

ちょっと気になる点

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※注)半透明のカードホルダーは後付けしたもの
Photo: 田中宏和

レビュー記事を書きたくなるほどには気に入っているこのポーチですが、残念なポイントがひとつ。

カード収納用のポケットが2つしかないのです。日常使いするには、これでは少なすぎると言わざるを得ないでしょう。

そこで私は、差込式のカードホルダーをセットして使っています。

ただし、カードの枚数が多いと意外にスペースを食ってしまい、スマホの厚みによってはパンパンになってしまいます。何十枚もカードを使いこなし、小銭も多くなりがちという人の場合は、スマホの収納は厳しくなってきますので、ご注意ください。

プライベートならこれ1つで

スマホの充電ケーブル、薄型のモバイルバッテリーなどを入れることもできますので、スマホだけ別に持って、その他のものは全てこのポーチに収納というスタイルもあり。

常にバッグを使っているという人でも、今まで財布を入れていた場所にこのポーチが収まるだけなので、特にかさばるということもないはずです。

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Source: Amazon.co.jp 1, 2

Photo: 田中宏和