これ、ハラルフードのレストランでも使えるんじゃない?
CES 2020で、インポッシブル・フードから豚肉味がデビューしました。気になるのは味ですよね。本当に豚肉のような味がするのでしょうか? あの深み、脂の甘み、焼売やバイン・ミー(ベトナムのサンドイッチ)にしたときに、満足のいく味がするのか? その疑問に応えるべく、米Gizmodoのヴィクトリア・ソン記者とアダム・クラーク記者が実食してみましたよ〜。
プロのシェフが調理したフェイクポークの焼売を食べたときの、ビクトリア記者の反応は…。
「豚肉が焼ける匂いがする!」
「OMG 超美味しい! 家で作る焼売みたいな味!」
ヴィクトリア記者が絶賛するインポッシブル・ポーク。
アダム・クラーク記者は、「本物の焼売みたいだけど、脂っぽくないのがいいね」とのこと。さらに、「牛肉よりいい」と。アダム記者は、本物の肉で言えば豚肉より牛肉派だと言っているので、発言にある「牛肉」というのは、インポッシブル・ビーフのことを指しているのかもしれません。
次にバイン・ミーを試食したヴィクトリア記者。牛肉より豚肉派というヴィクトリア記者ですが、バイン・ミーの肉厚なインポッシブル・ポークを「すごくジューシー。」とコメントしています。
本物より美味しいインポッシブル・ポーク
アダム記者が初めて食べたインポッシブル・ポークは、高級カジノでプロのシェフによって作られたものです。焼売とバイン・ミーはどちらも美味で、焼売は本物の豚肉で作ったものよりも美味しいと感じたほど。味は同じくらい濃厚でしたが、インポッシブル・ポークの方は本物ほど脂っぽさがなかったようです。
バイン・ミーは、慣れ親しんでいるサンドイッチの味とは異なると感じた模様。もしかしたらコリアンダーがアクセントになりすぎていたのかもしれません。
インポッシブル・バーガーはよくできた牛肉味。でもポークは…
去年のCESでインポッシブル・バーガーを試したときもシェフが作ってくれて、やっぱり美味だと感じました。しかし、それは「うまく偽装した」というのが正しい言い方だったのかもしれません。一方のインポッシブル・ポークは、本物の豚肉よりも美味しいと感じるほどだったようです。
インポッシブル・フードは、インポッシブル・ポークがいつ食料品店に並べられるのかまでは明らかにしていません。インポッシブル・バーガーですら、消費者向けをロールアウト中ですしね。
アダム・クラーク記者は、「本物よりも美味しいかもしれないからぜひ食べてみてほしい」の言葉で、実食レポを締めくくっています。食べてみたいなぁ、インポッシブル・ポーク。これならポークがダメなムスリムの人たちでも食べることができるのかなぁ? だったら、友だちと一緒にご飯するのが楽になるんだけどなぁ。