便利よね。
Googleの通話アプリ最新版に、とあるコードが追加されています。コードを発見したXDA-Developersいわく、どうやらこれ、通話録音機能のコードのようです。
通話していて「メモとるわ!」というとき、録音しておけば便利。さらに、会話の内容や相手によっては何かの証拠となるかもしれず、ここぞという場面で役に立つ可能性も。しかし、会話を録音するということはプライバシに大きく関わること。ネタ元のThe Vergeも、国や地域、会話相手の許可があるないなどによって、通話内容の録音は法に触れる場合があると解説。
以前、通話録音機能は多くのサードパーティアプリが搭載していましたが、Android 9のリリースで、通話録音可能なAPIをGoogleが停止。公式だけでなく、サードアプリでも録音機能は使えなくなっていました。便利ながらも、通話を録音するという行為がいかにデリケートで危ういかが伺えます。ゆえに、コードが発見されたからといって、公式が正式に全方位へこの機能を追加するとは考えにくく、地域限定や通話できる状況限定など、何かしらの制限がつく可能性が高いかと。
コードを発見したXDA-Developersも、Google通話アプリをデフォルトで使う全端末(PIxelとAndroid One)向けではなく、先日ヨーロッパではGoogle通話アプリをデフォルトにすると発表したXiaomi端末のみの機能な可能性もあるとコメント。
いずれにせよ、コードがあるだけで機能がリリースされない可能性は十二分にあるわけです。
Source: XDA-Developers via The Verge