グーグルが、対Amazon用にPointy社を買収。なるほどねぇ!

  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • 中川真知子
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グーグルが、対Amazon用にPointy社を買収。なるほどねぇ!

ショップをググると、その店の在庫状況がサイドバーにポップアップされることってありますよね。あのプラットフォームを開発している「Pointy」というスタートアップを、14日にGoogleが買収することを明かしました。

報道によると、アイルランドに拠点を持つPointyの価値は1億6000万ドルで、Googleの買収によって、今後はAmazonやWalmartといった巨大オンライン小売店と競争することができるようになるそうです。

Googleのブログでは、Googleの中小企業向け製品担当ディレクターのPeter Chane氏が、Pointyのことを「何千もの地元小売業者の商品在庫をオンライン化するのを助けた」と称賛しています。また、Pointy の創設者であるMark Cummins氏とCharles Bibby氏のふたりも、「地元商店とそこの商品を、広い規模で紹介する手助けをするのを楽しみにしている」と書いています。

Pointyの仕組みは次の通り。

まず、地元の小売業者はバーコードスキャナーアクセサリーか、Pointyが作ったアプリを入れます。すると、店舗の在庫がGoogleの「See what’s in store」というセクションに表示されるようになります。

GoogleとPointyは、アメリカとアイルランドの多くの地元商店が、検索結果の可視性を高めることができたと話しています。

これは日本でも広がると良いと思います。アマゾンで買い物するのはラクで良いのですが、一方で地元個人商店の経営を圧迫していると考えると心苦しくなるんですよね…。それに、盲目的に大手小売で買うより、ローカル小売の方が、おしゃれでこだわりのあるアイテムを扱っていることがありますしね。