ARに熱心なクックさん。
Apple(アップル)がAR(拡張現実)プラットフォームの拡大に熱心なことは以前から知られていますが、CEOのティム・クック氏は新たに「ARは次の大きな潮流となる」と語っています。
アイルランドを訪れたクック氏は地元紙とのインタビューに応え、「次の5〜10年のテック業界の発展は何になるのか」という問いかけにたいし、以下のように語っています。
「私たちはARに興奮しています。私の考えによれば、それは次の大きな潮流となり、私たちの生活のすべてに浸透するでしょう。昨日私はダブリンにあるWar Ducksというゲームデベロッパーを訪れたのですが、その技術ではARを利用することで、複数人が同時に同じものを見ることができるのです」
Appleといえば、ARKitを普及させることでさまざまなデベロッパーが簡単にその技術を利用できるように工夫しています。さらに、次期iPhoneで噂されている背面3Dカメラの搭載も、AR系の機能に関連している可能性がありそうです。
クック氏はその他にも、テクノロジーが予防医学にどのように役立つのかについての希望も語っています。Appleのテクノロジーはこれまで以上に、私たちの生活になくてはならないものとなりそうです。
Source: 9to5Mac