そんなこと、せんでも…
Microsoft(マイクロソフト)のOffice 365 ProPlusのインストーラーに、Chromeブラウザの検索エンジンをBingに変更する仕組みが搭載されることが明らかになりました…いいんですかね、これ?
これは、ビジネス向けに利用されるOffice 365 ProPlusに来月から同梱されるChrome拡張機能が原因です。この拡張機能により、デフォルトの検索エンジンがBeingでない場合には、強制的に変更がかかるというのです。
なお、管理者向けツールのGroup Policyを利用することで、この拡張機能を後から削除することもできます。また、ユーザーも拡張機能から検索エンジンを変更することが可能です。しかし、このような変更は管理者やユーザーをイラ立たせることは間違いありません。
かつてブラウザのシェア戦争が盛んだった頃には、いかに自社の検索エンジンをデフォルトに設定してもらうか、という激しい鍔迫り合いがあったものです。Microsoftの新たな変更は、そのような風習を思い起こさせます。
なお、この機能はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、インド向けに配信されるそうです。日本はセーフ…なのか?