私は、マクドナルドの「ソーセージエッグマフィン」や、それに似た朝食が大好きです。
あのふわっと柔らかいイングリッシュマフィンに、塩気のきいたソーセージパティ、とろりと溶けたチーズ、完璧な円形に仕上がった卵。まさに理想的な朝食です。
家で同じようなものを作るのはそれほど難しくありませんが、決め手となるのはきれいな円形に蒸し焼きされた卵です。
ココット皿に卵を割り入れて電子レンジで加熱すれば、マクドナルドのエッグマフィン風の朝食が手早くできあがります。けれども、卵をフライパンで焼きたい(または単に電子レンジがない)場合、意外にも役に立つのが氷です。
まんまる目玉焼きに必要なもの
「まんまるの目玉焼きを作る方法」というすてきなYouTubeの料理動画の中で、Jim Foremanさん(私にとっては新しいおじいちゃんのような存在です)が説明しています。
動画によると、マクドナルド風の完璧な円形の卵を再現するために必要なのは、次の2つ。「シリコン製リング(おすすめは、取っ手を上げ下げできるこちら)」と「角氷1個」です。
リングが必要な理由は、ご推察のとおり、調理中に卵を完璧な円形にキープするためです(Jimおじいちゃんによれば、メイソンジャーのフタを使うと、卵が下から漏れてしまいやすいうえに、フライパンにくっつくことが多いそうです)。
一方、ほとんど知られていない優れたライフハックと言えるのが、氷です。
氷が必要な理由は?
卵にやさしく火を通すには、蒸し焼きしなくてはなりません。つまり、フライパンに水分を加える必要があります。
ほんの少しの水でも十分ですが、ぱちぱちと跳ねたり(卵が水っぽくなる)、蒸発したり(水の量が足りない証拠)することもあります。
そこでおすすめなのが、小さな氷1個を使う方法です。卵を蒸し焼きするのにちょうどいい水分量ですし、凍っているので、熱いフライパンに入れてもすぐに蒸発することがありません。まさに名案です。
まんまる目玉焼きの作り方
丸い目玉焼きを作るときには、フライパンとリングに油をスプレーで軽く吹きかけ、中くらいの温度まで熱します。
次に、リングの中に卵を割り入れて、黄身を軽くつついて壊します。そこへ氷を1個入れ、蓋をします。
2分ほど焼けば、やさしく蒸し焼きされた卵のできあがりです。完璧な円形ですから、ちょうどいい具合にイングリッシュマフィンに挟めますよ。
あわせて読みたい
Image: Shutterstock.com
Claire Lower - Lifehacker US[原文]