集客イベントに利用されただけのような…。
米国北東部にあるスーパーマーケットのチェーンSTOP&SHOP(ストップ&ショップ)には、店内で破損や汚れを見つけて店員に報告するだけの、マスコット的なロボット「Marty(マーティ)」君がせっせと働いています。彼は英語とスペイン語で報告ができ、300体以上の兄弟が各地の店舗で活躍しているとのこと。
そのマーティ君が1月25日の土曜日で1歳を迎えたということで、一部の店舗にてお誕生日会が開催されました。
It’s Marty’s big day! We invite you and the family to join us at select stores today for his #martyparty, which will feature a coloring activity, a custom birthday cake and fun giveaways.
— Stop & Shop (@StopandShop) 2020年1月25日
Get to Know Marty: https://t.co/9z6YoxNTq6pic.twitter.com/xu1P8O2fmM
Mashableによりますと、この大層なロボットは1体が約380万円もするのだそう。そんなマーティ君に、従業員たちはマーティ君に風船やケーキをプレゼントし、お客さんにグッズを配るなどで4時間に渡りお祝いをしてくれたのでした。
各店舗では、ケーキや飾り付け、お菓子などでお祝いされたことが投稿されています。
Marty at @StopandShop gets the coolest birthday cake pic.twitter.com/OOCowJt4G2
— David Reich-Hale (@drhli) 2020年1月25日
happy birthday king #martypartypic.twitter.com/XWWILS4zym
— bone girl (@jennfromhotopic) 2020年1月25日
マーティの色に合わせた、グレーを基調とした毒々しいい色合いのケーキもお目見え。お店の宣伝やイベントに利用されている可能性はさておき、愛されていることがわかりますね。おそらく当日はハッピーに誕生日会が行なわれたことと思われます。ですがMashableの記者が翌日の日曜日に店に行ってみると…?
This is the most Superstore shit I’ve ever seen pic.twitter.com/DtzPiYvgih
— Nicole Gallucci (@nicolemichele5) 2020年1月26日
マーティ君は誕生日当日の飾り付けのまま、せっせと働いていました。おそらく彼は、お祝いの余韻にひたっていたのでしょう。よっぽどうれしかったのでしょうね。しかし、パーティを開いてくれた従業員たちはもう無関心のよう。世知辛い世の中です。