誰だって時々ちょっとしたごほうびをもらえるとうれしいですよね。でも、ごほうびにお菓子が欲しくない子もいると最近知って驚いたんです。

また、子どもにお菓子やジャンクフードを定期的に与えたくないという親もいるんだということも(こちらにはそれほど驚きませんでしたけど)。

そこで、子どもたちにお菓子以外のごほうびもあるのだと教える良い機会だと思いました。

次回子どもが勉強や家事をがんばった時には、次のような食べ物ではないごほうびを選んでみてはどうでしょう。

1. ぐちゃぐちゃ遊びOK

わたしにとって、ハメを外せるのは理科の実験でした。人によってはスライムだったり粘土だったり、お米が満杯の容器に手をつっこむことかもしれません。

子どもって、ぐちゃぐちゃやめちゃめちゃにして遊びたいものが何かしらありますよね。

親にとっては、子どもにせがまれるたびに後片付けを予想して頭痛がしそうなアクティビティです。それを特別なごほうびにしてはどうでしょう。

こんなぐちゃぐちゃ遊びのごほうびがやる気につながって、自分でトイレに行けるようになったり、朝の支度がひとりでできるようになるかもしれません。

2. スクリーンタイムを増やす

子どものデバイス使用時間がすでに手に負えない状態になっていないなら、タブレットが使える時間を15分延長したり、週末にテレビ番組をもうひとつ見てもいいというようなごほうびはいかがでしょうか。

これはアイスクリームにも負けないと思います。ライフハッカーの親グループのFacebookにこの方法を使ったキャリーさんの経験談がありました。

彼女いわく

お菓子の代わりに、今日はテレビを観ていいと子どもたちに言ったんです。誰も欲しいものが思い浮かばなかったので。

毎晩デザートを楽しむご家庭、夕食後に家族でテレビを見るご家庭、いろいろあっていいのです。

3. 翌日学校がなければ夜更かしもアリ

夜更かしOKは、決まった時間に寝るのが必要な子どももいるので、誰にでも使えるとは限りません。もし翌日に悪影響がなく夜更かししたいなら、それを許されるのは子どもにとってはきっと嬉しいことでしょう。

うちの息子は金曜日と土曜日の夜は夜更かししがちですが、あまり気にしていません。翌日の朝は遅くまで寝られるので睡眠時間は取れていますから。

その他に年に数回夜更かしして良い日があって、息子はそれをずっと前から楽しみにしています。

そのひとつはハロウィーン。友だちとトリックオアトリートをしてから、友人宅でピザを食べたり映画を観たりしてかなり遅くまで起きています。

息子にとっては、どのぐらいお菓子をゲットできるかよりも友人と一緒に夜更かしするほうがずっと楽しみなのです(わたしたちが住んでいる町では、ハロウィーンの前の金曜日にトリックオアトリートをすることになっているので、翌日の学校を心配しなくていいのです)。

友人とそんな時間を過ごせたことは息子にとって楽しい思い出のひとつとなり、大人になってそんな子ども時代を懐かしむと思うんです。

4. 親と一緒に過ごす時間

これは小さなお子さんはもちろんですが、小学校高学年から高校生にも良いと思います。子どもは、親との時間を持ちたいと思っているのですから。

そういう「デート」の時間を捻出するのは、特に2人以上のお子さんがいる人には簡単ではないかもしれませんが、長時間ではなくてもお金をかけなくてもいいのです。

夕食後に犬を散歩したり、土曜日の午前中にボードゲームをしたり。

またスーパーや郵便局などに行く用事がある時には、子どもを「1日おつかいアシスタント」に任命してみてはどうでしょう。

5. 友だち家族と一緒に行動

息子が大好きなことがあります。

それは、他の家族から1日一緒に過ごそうと誘われること、そしてうちの一家が友人の子どもを誘うこと。

プレイデートに大人の監視がいらなくなる年齢の子どもは(そして願わくばチャイルドシートの類が不要になって移動が楽になった時)、よその家族と一緒に外出して行動するのが大好きなものです。

今度お子さんと一緒に公園、映画館やピザ屋へ行く時には、子どもの友だちを誘って一緒に行動してみるのもいいですね。

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Source: Facebook

Meghan Moravcik Walbert – Lifehacker US [原文]