これ買えちゃうのか...ボストン・ダイナミクスの「Spot」をアンボックス

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  • author 岡本玄介
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これ買えちゃうのか...ボストン・ダイナミクスの「Spot」をアンボックス
Image: Adam Savage’s Tested/YouTube

妙な親心が芽生えます。

2019年9月末にローンチ映像が公開された、Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)社の犬型ロボット「Spot」。おそらく一般人にはまだ手が届かないかもしれませんが…著名ユーチューバーなどが手に入れ始めているようです。我々がゲットできる日も遠くなさそうですね。

ということで、Xmas前に「Spot」をゲットしたという、TESTEDアダム・サヴェッジさんが開封の儀を行い、屋外に連れ出して「Spot」の性能を試しました。

Video: Adam Savage’s Tested/YouTube

TESTEDはこれから1年を通じて、「Spot」の能力向上のため開発を行っていくんですって。

画面付きコントローラーで操る

グリップの付いたWii Uみたいなコントローラーを使うんですね。画面は「Spot」のカメラによるライブ映像が投影されていると思われ、インターフェイスにはメニューらしき3本線や左右の矢印、そして下部には赤丸に白で描かれたバツ印が見られます。そしてグリップにはジョイスティックが左右に1本ずつと、十字キー、そしてXbox 360のコントローラーにソックリな4色のボタンが見られ、LとRボタンもあります。

いざテスト開始

岩だらけの山を登るのに苦労した「Spot」ですが、モードを「クロウル・ゲイト(ノロノロ歩き)」に設定し直したおかげで、見事登頂に成功。そのまま下山する姿も、生まれたての子ヤギの成長みたいで思わず一喜一憂してしまいます。

背丈より高いトンネルは問題なく通れましたが、背丈と同じ高さの隙間は突っかかってしまいました。こういう場合、もうちょっと低い姿勢で歩くことや、這いつくばることはできないようですね。また階段モードも搭載されているそうで、普通に登ってお尻から降りていきました。

知りたいことがいくつもある

おそらく、搭載モードはまだいくつもあるのでしょうね。ですが自動で状況判断して登ってくれる雰囲気ではなさそう。全部がリモコン操作になるのか、それとも自律的に歩行や作業もどれくらい行ってくれるのかはイマイチ定かではありません。とはいえこの辺は、追々わかってくるのかなと思います。

日本には20年ほど前からaiboがいますが、こんなメカメカしい、そしてこれまで開発の経過を見守ってきた実用的な犬型ロボットが、ついに手に入る時代になったんですよね。いやぁ、未来キテますね。

Source: YouTube

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Boston Dynamics

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