Chromebookの新たな可能性!
日本ではほとんど普及していませんけど、北米でのChromebook人気は、WindowsのノートPCの販売を脅かすほどのものになっているそうです。学生などに適した低価格のエントリーPCといった位置づけで、とにかく安くて使えるイメージのChromebook。しかしながら、そんな認識が大きく変わることにもなりそうですよ…。
このほどTechNaveは、新たに独立型のGPUを搭載する、コードネームで「Mushu」と呼ばれるChromebookが開発中であることを伝えました。すでにMushuのベンチマークテストとして「Enable dGPU BOMACO mode」なるモードの情報も見つかっているようで、グラフィックス処理性能を大幅に高めたモードでのChromebookの活用シーンが、Mushuから浮かび上がってくるんだとか。
ちなみに、Mushuの開発メーカーについては一切情報がないようで、高性能路線だと可能性があるSamsung(サムスン)製のGalaxyシリーズなのか、それともGoogle(グーグル)のPixelbookシリーズの後継機種なのか、憶測ばかりが流れているみたいですね。ただし、GPU性能を重視したChromebookには一定の需要もあるそうで、特定のアプリの利用度が向上したり、はてはStadiaのクラウドゲームサービスへの本格対応などもうわさされています。
安かろう、悪かろうな、まるでネットブックの代わりのように見られがちでもあったChromebookから、ゲーミングラップトップの対抗馬ともなりそうな高性能モデルへの飛躍を成し遂げるのか。販売価格次第では、こうしたMushuのようなChromebookが、また新たなノートPC市場への脅威になっていったりするのかもしれませんよね。
Source: TechNave