怪しいサイトの動画広告は異常
インターネット体験の妨げにもなりうる、動画広告。これに関して、Chromeブラウザに新たな規制基準が今年8月から導入されることになります。
これは、Coalition for Better Adsの公式ガイダンスに準拠したものです。Google(グーグル)はその構成メンバーとなっており、また自社でもどのような動画広告が規制されるのかというブログ投稿を公開しています。
具体的な規制対象としては8分以下の動画にて、5秒間以上のスキップできない事前(プレロール)広告、動画の途中で試聴体験を妨げる広告、動画の20%/動画プレーヤーの3分の1を覆う広告が、その対象になっています。このような広告、みなさんも目にしたことがありますよね。
なお、Google(グーグル)が運営するYouTubeもこの規制の対象となりますが、どうやらYouTubeはすでに多くの基準をクリアしているようです。また8月からは、Chromeブラウザが規制の対象となる動画広告の表示を停止してくれます。
Chromeブラウザによる対応が始まれば、おそらく多くの動画サイトが今回の基準を守るように動くことでしょう。今年夏からの動画サイトの対応に注目ですよ。