バッテリーシンギュラリティ来る? 来ちゃう?
奇跡の素材グラフェン(いつまで奇跡って言われるんだろうね)を活用した電池がスマホに使われるのは、もうちょっと先のこと。その前に、グラフェン電池採用のモバイルバッテリー「Flash」が登場しました。なになに、パワードバイ・テスラ…!?
Type-C端子がPD対応の100W、Type-A端子が40Wと18W、ワイヤレス充電にも対応、最大出力は約150W。あのHyper Juiceを1.5倍超える出力とか、これだからモバイルバッテリーの進化ってのはおそろしや…。それでいて重さが500g以下、容量は20,000mAh。お、容量はHyper Juiceが勝ってるね。
「Flash」のウリの一つは、充電速度。「大容量であっても充電速度が長いと意味がない」とズバリ言ってまして、満充電にかかる時間はなんと約1時間。およそ25分で16,000mAhまで充電できるので、打ち合わせ中に数十分充電するだけで一日戦えるレベルです。MacBook ProもNintendo Switchもどんとこい。
で、気になるのはテスラが使ってるグラフェン電池を採用しているという点。テスラのバッテリーは協業先のパナソニックが生産していますが、「Flash」は2019年3月に発売されたばかりの一般公開されていないパナソニック製リチウムポリマーグラフェンコンポジットバッテリーセルを採用しているとのこと。電気自動車も採用しているバッテリーとなれば、パワフルさもうなずけます。
Indiegogoにて1万6234円からの出資で「Flash」を受け取れますが、バンバン売れてるので残り個数にはご注意を。電気自動車発展の余波でバッテリー寿命が伸びていくっていうの、素敵な桶屋の儲かり方ですよね。もっと伸びていいのよ。
Source: Indiegogo