デスク仕事なのにあぐらも正座もできる!
コンピューターに向かって仕事している人たちは、どんな椅子に座っていますでしょうか? 高さや深さ、背もたれなどはちゃんとフィットしていますでしょうか? でもついつい、気付いたら脚を組んだりして、歪んだ姿勢になっていることってありますよね。
疲れない姿勢で効率アップ
そこでアメリカのHealth by Design社が、仕事用だけどあぐらで座れる椅子「Soul Seat」を作りました。これはお尻を乗せる部分は小さいのですが、そのすぐ下の段に脚置き用の踊り場みたいなスペースが設けられているのです。
脚の位置を自由に変えられるので、エコノミー症候群も回避できるでしょうし、何より日本人ならあぐらや正座のほうが性に合っている、という人も多かろうと思います。しかも身体の姿勢を正してくれるというから仕事の効率も上がっちゃいそうです。
あぐらだけでなく、正座のように両足を後ろにしたり、片膝を立てたり、またうんこ座りもOK。ずっと同じ姿勢では身体に悪いですし、足の向くまま気の向くまま、リラックスして作業に取り組めます。
うんこ座りではちょっと猫背気味になりますが、この女性はほぼ背筋がピンとしていますね。見ていると姿勢をよくしたくなってくる。
各界のスペシャリストたちと作った
HealthyLifeBoxxによりますと、兼創業者のパック・マシューズ氏は理学療法士、ヨガのインストラクター、木工作家、産業エンジニアと協力してこの椅子を開発したとのこと。なのでヨガの座り方で仕事の集中力も上がるのです(多分)。
Soul Seatは、通常モデルが7色揃って875ドル(約9万6000円)、竹で作ったBamboo Soul Seatは1,200(約13万円)と結構なお値段。それでも毎日座るもので足腰に良さそうであれば、一考の余地がありそうですよね。
作業中は足元がお留守になりがち
筆者の私も、椅子に低反発の座布団を敷いたり薄いクッションを背中に置いたり、アレコレ工夫をしているつもりですが…脚周りには注意を払っていませんでした。ノートPCなら床に座って、ちゃぶ台で作業もできるんでしょうけども、デスクトップに要塞を築いてしまっているもので…これは気になります。
Source: Instagram, Soul Seat via HealthyLifeBoxx