みなさんは家計簿をつけているでしょうか? 私は挫折続きでした。
色々とやってみました。文房具屋で売っているような家計簿、レシートをノートに貼るだけ家計簿、アプリ、口座やクレジットカードと紐づけられるアプリ…。
本当に色々試しました。しかし長続きせず、もうダメかと思っていました。しかし、年末の買い物に行った時、地元マルエツのレジ横で人生を変えてくれるような家計簿に出会ったんです。
家計簿にはルールが沢山
それがこちらの『明るい暮らしの家計簿』です。
中を見てビックリ。事細かに、何を書くかが指示されていました。家計簿を長く続けるコツに「ザックリ」を勧めることがありますが、それとは真逆。
正直、使いこなせるか自信がなくなりました。しかし、ページをめくってすぐに、これは買うべきだという考えに変わったのです。
というのも、私はそこに書いてあることを何1つ知らなかったのです。
つまり、私はこれまで、正しい家計簿の付け方を知らないまま、家計簿を手探りでつけていた。それは、算数を勉強したことがないのに数学を始めてしまったのと同じようなこと。わからなくて当然、続けられなくて当たり前だと思いました。
例えば、費目の分類。家計簿をつけていると、何に分類すれば良いのかわからない時がありますが、この家計簿にはしっかりと書かれています。
年間を通して大きな出費の計画も立てられますし、10年単位でマイルストーンを立てることもできます。
事細かにルールが書かれていますが、決して難しいことはありません。それに、暮らしに直結していることだから、すんなりと頭に入ってきます。
仕組みがわかるから楽しい。楽しいから続けられる
見開きのページで、1週間分を記入できるようになっています。
記入の仕方では、食物も細分化して書くようになっていますが、私はザックリと「パルシステム」や「マルエツ」と、食料品を購入している店名だけ書いています。
まるでクロスワードパズルを埋めていくように数字と用途を書くだけ。ちょっとしたゲーム感覚なので楽しいです。
保管場所は常に目に付く仕事机の端。すぐに書き込めるようにフリクションのペンと、レシートを一時的に留めておくクリップをつけて、仕事を管理するノートと一緒に置いてあります。
家計簿に記入する意味と方法がわかると、お金の流れと余分な出費も可視化できるようになりました。
そのため、今まで無頓着だったサブスクや習い事、ジムの会員費を見直すことがでいました。まだ使い始めて3週間ですが、この家計簿の効果を感じています。
続かなかった家計簿も、今になると挫折した理由がわかる
私が家計簿に失敗したのは、家計簿がなんなのかを知らなかったからです。
しかし、それだけではありません。海外に住みつつ日本円を稼ぎ、支払いはほとんどクレジットカードという自分は、現地の通貨で家計簿をつけるのか、日本円でつけるのか混乱していました。
アプリはレートを設定しますが、外貨支払いと円支払いが混ざった私の家計は常にグチャグチャ。結局、レート換算の面倒くささに嫌気がさしてやめました。
『2020 明るい暮らしの家計簿』は、私たちに家計簿の付け方を教えてくれます。そして、それは一生ものの知識です。今年はもう始まってしまいましたが、遅くはありません。
一緒に家計簿生活始めてみませんか?
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Source: ときわ総合サービス
Photo: Gettyimages, 中川真知子