Gmailを愛用するiPhoneユーザーとして、Gmailアプリでダークモードが使えるAndroidユーザーをうらやましく思っています。
GoogleはiOSでもダークモードが使えると主張していますが、そんな設定メニューは見たことがありません。もっとも、それはiPhoneユーザーだけの悩みではないようです。
Gmailのダークモード設定が消えるバグが発生
最近、AndroidのGmailアプリでダークモードの設定メニューが消えてしまったという報告をよく耳にします。私はそのたびに、シャーデンフロイデ(他人の不幸を喜ぶ気持ち)をひそかに楽しんでいます。
とはいえ、Androidユーザーのみなさま、心配は無用です。これは仕様の変更ではなく、単なるバグのようです。
もっとも、迷惑なバグであることには違いありません。Androidのシステムテーマを変更しても、Gmailはライトテーマを頑なに維持します。
Gmailのダークモードを復活させるには?
これまでのところ、Gmailでダークモードへの切り替えスイッチ([3本線のアイコン]>[設定]>[全般設定]>[テーマ]にあったはずのもの)を復元する確かな方法は見つかっていません。
ご自身のGmailでもスイッチが消えてしまっているなら、まずはスマホを再起動してGmailアプリを開き直してみてください。
Gmailアプリを強制停止してみるのもあり。
手順は、[設定]>[アプリと通知]>[Gmail]>[強制停止](機種によって手順が異なる可能性あり)。あるいは、アプリアイコンを長押して、情報アイコンをタップしてもOKです。
アプリを強制停止してもダークモードが復活しない場合は、アプリのキャッシュをクリアしてみてください。([ストレージとキャッシュ]メニューから)
Gmailを強制停止・再起動させたら、テーマの設定がまた表示されて「ダークモード」も使えるようになった。私のPixel 2 XLではできるみたい。
そのほかの対処法はある?
スマホをルート化している場合は、以下の方法が有効かもしれない、とAndroid Policeのコメント欄であるユーザーが教えてくれています。
[/data/data/com.google.android.gm/share … ]のファイルを開き、[name=”DarkThemeSupport__dark_theme_support]オプションを[true]に設定する。
開発者向けオプションを使用して強制的にダークモードにすることもできます。
[設定]>[デバイス情報]を開き、下にスクロールして[ビルド番号]を何度かタップし、開発者向けオプションをアンロックしてください(機種によって手順が異なる場合がある)。
次に、[ハードウェア アクセラレーテッド レンダリング]セクションを探して、[フォースダークのオーバーライド]を有効にします。一部のアプリで表示がおかしくなるかもしれませんが、Gmailでダークモードを復活させるためには仕方のない代償です。
上の方法がどれもうまくいかない場合は、Googleが修正版をリリースするまで、別のメールアプリを使うのも1つの手です。 OutlookとSparkは、どちらもダークモードを備えた優れた代替アプリです。
妥協した感は否めませんが、明るいスクリーンで目をチカチカさせるよりはマシではないでしょうか。
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Image: In Green/Shutterstock.com
Source: Google, Android Police, Google Play(1, 2), Twitter(1, 2)
David Murphy - Lifehacker US[原文]