食べ切れないほど生鮮食品を買ってしまったり、食べ残しを冷蔵庫に放置して結局捨ててしまっていたり…。

そんなことが頻発するなら、今すぐ食料を保存する方法を見直し、食べなければならない物に簡単に気づけるように工夫をする必要があります。

急ぐものを置くスペースを確保せよ

つまり「最初に食べる物」置き場をつくる時がきたということです。

「最初に食べる物」置き場は、必要であれば冷蔵庫と戸棚の両方につくってください。

やるべきことは、「最初に食べる物」置き場の場所を決めるだけ。できることなら目に付きやすい場所がいいでしょう。

そこに、食べ残し、野菜や果物、ゆで卵、前日に開けた使いかけの肉のパックなど、比較的すぐに賞味期限がくるものを目立つように置きます。

そして、食事をつくったり、おやつを食べたくなった時は、「最初に食べる物」置き場にあるものから使い始めましょう。

私は、この「最初に食べる物」置き場について「NerdWallet」の記事を転用した「MarketWatch」の記事で知りましたが、以前からあるアイデアです。

StopWaste」や「I Value Food」には、自分へのリマインドだけでなく、家族や同居人への周知にも使える、印刷して貼り紙にできる「Eat This First(最初に食べる物)」のサインもあります。

当然ながら、家族全員がこの「最初に食べる物」プロジェクトに参加してくれないかもしれません。

ポッドキャスト「Judge John Hodgman」を聞いている人は、タイトル「再加熱の加害者」というタイトルの最近のエピソードを覚えているかもしれません。

Hodgmanは、妻は夫に「最初に食べる物」のルールを守るよう命じることはできず、夫は冷蔵庫にある食べ物は何でも選ぶことができると判決しました。

もちろん、食べ物を無駄にするのはもったいないことですし、いたるところで無駄をなくすようにしたいでしょう。

しかし、私たちはただの人間です。来世があるのかどうかもわかりません。

私に言わせれば、人生は一度きり。自分が食べたいものを選ぶ権利があり、それは良いのです!

「最初に食べる物」置き場をつくるとしたら、そこには自分が最初に食べたい物を置くようにするのがおすすめです。

(「お買い得」だとか「体にいい」からというだけで食べ物を買ったり、用意したりすると、誰も食べたい人がいない時に逆効果になります)

期限が迫っているものはよりわかりやすく

また、傷みやすくなっていたり、消費期限が迫っていたりするものは、「最初に食べる物」置き場内で目立つ位置に移動させることも、覚えておいてください。

例えば、いくつかまとまって売っているヨーグルトのカップを冷蔵庫の奥に置いていたら、賞味期限が迫る前に「最初に食べる物」置き場に移動させましょう。

そして、がんばって働いて買い、用意した食べ物を、美味しく味わってください。

悪くなる前に食べて食べ物を無駄にしなかっただけでなく、冷蔵庫の掃除の時間も節約できたという事実もまた味わいつつ。

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Source: MarketWatch

Reference: StopWaste,I Value Food,Judge John Hodgman

Image: Shutterstock

Nicole Dieker - Lifehacker US[原文