過去2年だけでこんなに良作が。

普段動画見たりメッセージ送ったり写真撮ったりしてるとつい忘れがちですが、スマホってゲーム機でもあります

過去2年だけでも、AndroidとiOS(または両方)で20本もの良タイトルがリリースされています。

ここにまとめたゲームはみんなクオリティが高くて間違いなく平均点以上ですが、わりと新しいのでほとんどの人が知らないものばかりだと思われます。

ちなみにこのリストからはApple Arcadeのゲームは除外しているので、全部単体でダウンロードしてプレイできます。

1. Starbeard

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Image: Starbeard

『Starbeard』は、ゲームプレイは全然オリジナルじゃないんですが、スマホに入れておいてもいいかなって思える魅力があります。

キャラクターとかボスとかレベル設計に相当力を入れたのがわかるし、やってくる課題もいろいろあって、どんどん片付けていってもおもしろさが続きます。ボーナス的にRPGとか戦略ゲームの要素もあることで、ほかの似たようなゲームより頭ひとつ抜けてますね。

Androidで410円、iOSで370円。

2. Battlelands Royale

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Image: Battlelands Royale

『Battlelands Royale』は、『Fortnite』とか『PUBG』の影響をもろに受けているのは明白なんですけど、このゲーム自体でちゃんとおもしろいし、『Fortnite』とかよりモバイルに最適化されてます。名前からわかる通り最後まで生き残るのが目的ですが、ビジュアルもゲームの構造もシングルプレイ・マルチプレイの選択まで、ゲームのすべてがすごくよくできていて、一度始めると簡単にはやめられません。 AndroidiOS、どちらも初期無料。

3. Helix Jump

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Image: Helix Jump

たまには単純なゲームがしたいってときがありますよね。シンプルで直感的にプレイできて、5分くらいのすき間時間にパッと始めてさっさとやめられるっていう。『Helix Jump』はまさにそんなゲームで、やることは単にボールが弾むタイミングを見計らって、高いタワーの階層を抜けて一番下にたどり着かせるだけです。シンプルでも飽きが来ないように、エフェクトとかバリエーションも十分にあります。

AndroidiOS、どちらも初期無料。

4. Tiny Room Stories: Town Mystery

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Image: Tiny Room Stories: Town Mystery

『Tiny Room Stories: Town Mystery』はフィルム・ノワール風のパズルゲームで、普通のモバイルゲームにない独特の深みがあります。ロジックとか一般常識、ちょっとした機転も利かせながら、探偵として小さな町のミステリーを解いていきます。主に部屋の中のいろんなものから、次につながるヒントとかアイテムを手に入れてひとつひとつ進んでいくのですが、ファミコン世代の人はつい「ここだよ、ここ!」と言いたくなってしまうかもしれません。与えられる課題のバリエーションや、じっくり考えていくペースもいい感じです。唯一欠点があるとしたら、iPhoneでは使えないってことくらいでしょうか。

Androidで初期無料。

5. Hyper Light Drifter

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Image: Hyper Light Drifter

モバイルゲームでは見た目か中身かどっちかしか選べないことが多々あるんですが、『Hyper Light Drifter』はどっちも両立させています。

クラシックなゼルダとかディアブロの雰囲気を感じさせる奇妙にも美しい世界の中を、敵を倒して新たなスキルや武器をゲットしながら探検していきます。最近iOSに移植されてきましたが、残念ながらAndroidバージョンはまだありません。

iOSで610円。

6. Spring Falls

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Image: Spring Falls

『Spring Falls』は、優しげなビジュアルに癒やされながらじっくり取り組むパズルゲームで、現在iOS限定です。ゲームというより、日々のストレスやプレッシャーを忘れる方法のひとつといったほうがいいかもしれません。

岩を動かして水の流れをコントロールすることで花を咲かせていくパズルなんですが、うまく花が咲くとちょっとした善行を成し遂げたような気がして、ついもう1回、とプレイしたくなります。BGMもヒーリング効果ありそうです。

iOSで490円。

7. Ailment

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Image: Ailment

直訳すると「(慢性の)病気」という、中身を想像しにくいタイトルですが、フタを開ければ敵の群れをガンガン撃っていくアクションゲームです。

ひとりでも、友だちとのマルチプレイでも楽しめます。ドット絵がかわいいし、暗い宇宙船内部の雰囲気も出てるし、進むにつれて新しいサプライズとかが出てくるのも楽しみです。

細部までモバイル用にできていて、タッチスクリーンでの操作性も満足できる、なかなかの良ゲーですよ。

AndroidiOS、ともに初期無料。

8. Sentence

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Image: Sentence

『Sentence』は、殺人の疑いをかけられた元刑事になって真犯人を捕まえるべく情報や証拠を集めていくゲームです。

日本語化されてませんが、読んである程度の意味がわかれば進められそう。いろんな登場人物との会話とか行動次第で進み方が変わってくるので、単純なゲームはつまらないって人に向いてます。この手のゲームはちゃんとやらないとすぐ変なほうに行ってしまいがちですが、うまく設計されていて何時間でもプレイできます。

AndroidiOSで初期無料。

9. Dumb Ways to Dash!

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Image: Dumb Ways to Dash!

名前の通り、ひたすらダッシュするゲームです。

いろんな障害物の間をすり抜けながら、スピードブーストボタンを駆使し、狭い岸壁の道をすり抜け、ライバルを蹴落として進んでいきます。こういうゲームは今までもたくさんありましたが、『Dumb Ways to Dash』はグラフィックスや音楽、ゲームプレイ、徐々に上がっていく難易度設計がすべてツボを突いています

日本語対応してるんですが、ところどころ不思議な日本語が出てくるのはご愛嬌でしょうか。

AndroidiOSで初期無料。

10. End of the Universe

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Image: End of the Universe

ハイペースなシューティングゲームで、美しくもちょっと懐かしい感じのグラフィックスと多彩な仕掛けのおかげで何度でもプレイできます。この手のゲームの中でも、よりリッチで緻密なプレイ感です。

武器やスキルをじっくり選ぶ必要があり、レベルごとにいろんなバラエティがあります。数百種類の敵がいているので、何日でも楽しめることでしょう。

Androidで440円、iOSで490円。

11. Table Top Racing: World Tour

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Image: Table Top Racing: World Tour

こちらは文字通りレーシングゲームですが、コースがテーブル上にあるという設定です。

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とかでプレイした人がいるかもしれませんが、スマホでも同じように楽しめます。食べ物の入ったボウルとか読み捨てられた雑誌とかビール瓶とかの周りを疾走していきます。

ゲームモードが9つあり、常に新鮮な感じでプレイできますよ。シングルプレイでもマルチプレイでも、レースの醍醐味をうまく再現できていて、もう1回もう1回とプレイしたくなるはずです。

Androidで660円、iOSで610円。

12. The White Door

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Image: The White Door

『The White Door』は半分ゲーム、半分物語で、主人公は記憶喪失という設定です。

パネルを開いてパズルを解き、自分は何者なのか、どこにいるのかという根源的な問いの答えを探します。グラフィックスもオーディオもすごく良質で、ちょっとダレてきたかな、という頃に思いがけずひねりが入ってきます。有料ですが、その価値はあります。

Androidで360円、iOSで370円。

13. 影のまどろむ場所

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Image; 影のまどろむ場所

最近のアドベンチャーパズルゲームではベストのひとつ、『影のまどろむ場所』はリッチでディテールの詰まった空間の中で、周りの環境をどう動かすかを考えるゲームです(タイトルが示唆するように、光が重要な意味を持っています)。

プレイ空間は8つのエリアに分かれていて、徐々に複雑になっていくパズルと強力なストーリー性で、つい最後までプレイしたくなります。ただ、ところどころ入ってくるアニメーションでストーリーがわかるんですが、それが意外と怖いので、苦手な人はそこだけ流し見でいいかもしれません。

Androidで330円、iOSで370円。

14. Song of Bloom

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Image: Song of Bloom

一応パズルゲームに分類されてますが、多分これまで少なくともスマホゲームにはなかったようなタイプで、これ自体がアート作品のように感じられます。

一見どこから操作したらいいかすらわからないかもしれませんが、最初に出てくる木の枝をヒントに、アニメーションの中の画像をごにょごにょっとすると何かが起きます

タッチスクリーンや充電ポートといったiPhoneの機能もいろいろ駆使していて、常に驚きがあります。有料ですが、普通じゃないゲームが好きな人なら買って後悔はしないことでしょう。

iOSで250円。

15. Path of Giants

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Image: Path of Giants

『Monument Valley』を彷彿とさせる、美しくて楽しさの持続するパズルゲームです。

ゲームのゴールは、3人の冒険家を導いて17段階のレベルと70以上のパズルをクリアさせることで、ロジックと物理法則(と少しの機転)が問われます。時間とか動かせる回数の制限がなく、やり直し機能まであるので、たいていのゲームより気軽にプレイできます。

Androidで400円、iOSで490円。

16. ペンギンの島

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Image: ペンギンの島

『ペンギンの島』は、あんまりやることがないタイプのゲームです。

ミッションはペンギンが住みやすいように小さな島を開拓していくことで、グラフィックスはきれいだし、インタラクションもいろいろあって飽きさせません。

ゲームが進めば進むほど楽しみも増えてきて、自分が作り上げたコミュニティに愛着を持つようになるでしょう。ゲーム内広告は見なくてもプレイできるんですが、見るとゲームが捗るから見ておくかって思えるようにうまくできてます。

AndroidiOSで初期無料。

17. Grand Mountain Adventure

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Image: Grand Mountain Adventure

『Grand Mountain Adventure』は雪山の細かいところまで表現していて、ひんやりした雪を肌に感じられるくらいリアルです。

スキーコースまたはコース外を滑ったり、タイムトライアルやチャレンジに参加したり、自分だけのルートを開拓して秘密やサプライズを発見したりができます。最初の山へのアクセスは無料なので、気に入るかどうかお試しも可能です。

AndroidiOSで初期無料。

18. Sky 星を紡ぐ子どもたち

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Image: Sky 星を紡ぐ子どもたち

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、ずっと眺めていられるような印象的なビジュアルが特徴で、サウンドも上質。ゲーム体験はリラックスしたペースで進み、ひとりでも友だちと一緒でもプレイできます。

途中パズルの要素も出てきますが、基本的には探検の楽しさがメインです。

AndroidiOSともに初期無料。

19. Vectronom

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Image: Vectronom

すでにSteamとNintendo Switchにもある『Vectronom』がAndroidとiOSにも移植されました。ピコピコするビートに合わせてキューブを移動していくパズルゲームで、空間把握能力と反射神経、リズム感が問われる感じです。

サイケなビジュアルとピコピコドコドコ言う音楽は万人向けじゃないかもしれませんが、やり始めるとリズムが体に入ってきて、クリアせずには気が済まなくなります。

Androidで580円、iOSで490円。

20. #Drive

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Image: #Drive

『#Drive』は、優秀なドライビングゲームの条件をすべてクリアしています。

つまり、美しいグラフィックスに、多様なレベル、ロケーションと車種の十分なセレクションといったことが完ぺきで、このジャンルのお手本といってもいいくらいです。

難を言えば、課金しないと進むのが遅いし、広告も多少入ってきますが、無料バージョンでも十分プレイできます。

AndroidiOSで初期無料。

※各ゲームの価格は、2020.1.24執筆時点のもの。変更の可能性もありますので、それぞれの販売ページをご確認ください。

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GIZMODOより転載(020.01.24)