米Lifehackerのファイナンス担当で、スクリーンショットの達人でもあるLisa Rowan氏が、小さなハックを1つ教えてくれました。とてもシンプルなハックです。なぜ今まで知らなかったのか不思議に思うくらいです。

一度選択した範囲を自由に動かす方法

[Command]+[Shift]+[4]範囲選択でスクリーンショットを撮ろうとして、最初にマウスを置く場所を間違えてしまったとしても、そこであきらめる必要はありません。

その状態で、スペースキーを押し続ければ、範囲選択の四角形を好きな場所に移動させられます。スペースキーを放せば、いつもどおりに範囲選択のサイズを変更することができます。

実際の動作を見たほうがわかりやすいでしょう。下の動画をご覧ください。

そのほかのスクリーンショットハック

また、[CTRL]+[Command]+[Shift]+[4]でスクリーンショットを撮れば、画像をデスクトップのかわりにクリップボードに保存できます。スクリーンショットを別の場所に貼り付けたい場合に、いくつかの手順を省くことができます。

[Command]+[Shift]+[4]を押し、[Shift]を長押ししながらマウスを動かすことで、選択範囲の縦、横どちらか一方の長さを固定しながら範囲を選択することができます。

このとき、[Shift]のかわりに[Option]を押せば、選択範囲の中心を基点に、選択範囲を拡大できます。

何らかの理由で Touch Barのスクリーンショットを撮りたくなったら、[Command]+[Shift]+[6]を押せばOKです。

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Screenshot: David Murphy

macOS Mojave以降で[Command]+[Shift]+[5]を押して、スクリーンショットアプリを起動すれば、スクリーンショットの撮影方法や保存先の指定、カウントダウンタイマーのセットなど、豊富なオプションを利用できます。

ターミナルでスクリーンショットの基本設定を変更する

ターミナルを起動し、下のコマンドを入力すれば、スクリーンショットの基本設定を変更できます(教えてくれたCorey Ginnivan氏に感謝)。

スクリーンショットを常に「影なし」で撮影する

defaults write com.apple.screencapture disable-shadow -bool true

設定を元に戻すには、[true]を[false]に変えて実行。

保存するスクリーンショットのファイル形式を変更する

defaults write com.apple.screencapture type -string "png"

[png]の部分を、保存したいファイル形式(jpg、pdfなど)に変える。

スクリーンショットの保存場所を変更する

defaults write com.apple.screencapture location -string /Users/${HOME}/Desktop/

[/Users/${HOME}/Desktop/]の部分を任意の場所に変える。

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Source: Lisa Rowan's posts

David Murphy - Lifehacker US[原文