傷つきやすい「ディスプレイの保護レイヤー」って意味あります?

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  • author そうこ
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傷つきやすい「ディスプレイの保護レイヤー」って意味あります?
Image: Gizmodo US/YouTube

傷つきまクリマクリスティ!

Samsung(サムスン)の新折りたたみスマートフォン、縦に折るのが特徴のSamsung Z Flip。初代Samsug折りたたみスマホのGalaxy Foldと比較して最大の魅力となるのは、やはりガラススクリーン。Foldはスクリーンがプラスティック製で傷がつきやすいと酷評されたぶん、Z FlipのUltra Thing Glassディスプレイには期待が寄せられていました。が、まさかこんなことになろうとは…。Z Flipはガラススクリーンの上に保護レイヤーがあるんですが、この保護レイヤーがめちゃくちゃ傷がつきやすいなんて。

ディスプレイを傷つけるテストで判明

スマホの耐久性テスト動画をYouTubeで公開しているJerryRigEverythingが、Z Flipの耐久テスト動画を投稿。強度の異なる様々なモノを使って、段階的にスクリーンの傷つきやすさをチェックしているのですが、Z Flipは惨敗。一般的なスマートフォンがレベル6か7くらいまでノーダメージで進むのに対し、Z Flipはレベル2でソッコー傷がついてます。むしろ、爪でこすっても傷がつく弱々しさ。

Video: JerryRigEverything/YouTube

Samsung自信のガラススクリーンとは一体? いやね、厳密にいえばガラスのスクリーンには傷ついていません。レベル2で傷がついたのは、あくまでもスクリーンを保護しているレイヤー(素材は公表されておらず。JerryRigEverythingのZack Nelson氏の予想はハイブリッドプラスティックポリマー)。

でも、ユーザー視点で見たらどうでしょう。ガラススクリーンだろうが保護レイヤーだろうが、コンテンツを映し出す画面のどこかに傷がつけば、それは総じてスクリーンの傷であり、傷つきやすさを意味するわけです。Z Flipの場合、傷がついたのは、自分で張った/張り替えできるお手軽保護レイヤーではありません。デフォルトで装着されている保護レイヤーです。これに簡単に傷ができるとなれば、購入をしぶる大きな理由になって当然。

1回のみ無料交換可

スクリーンの傷をふまえ画面交換サービスについて、The VergeがSamsungに問い合わせたところ、プレミアサービスの一環として無料交換サービスをスタート予定だといいます。Samsung指定の修理ストア、Samsungストア、または郵送にて、保護プロテクターの交換が1回のみ無料で受けられます。また、スクリーン自体の交換は、これまた1回のみ119ドルで対応するとのこと。

折りたたみスマホの耐久性、まだまだ課題が残りますね。

Source: 9to5Google

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