デートは好きではないのですが、デートに行くのは好きです。

デートで問題なのは、実際のデートではなく、むしろデートの前(デート相手を探すなど)とデートの後(デート相手がもう一度に誘ってくれるか、それとも振られるか)に起こることで、それは本当に悩ましいです。

しかし、いわゆるデートでやることは、正直言って他の人と一緒にやる必要はありません。

私が恋人とするのが好きなことのほとんどは、家にいながらできます。

彼と私は、時々私が料理をしたくない・できない時は外で食事をするし、ストリーミングの動画サービスで観られない映画を観に行ったりしますが、家にはおやつもベッドもあるし、音量も室温も自分たちで調節できるし、二人とも家に帰るとホッとします。

実際、映画を観たり、ディナーを食べたり、お酒を飲んだり、夜のデートでやることは家でも十分ですし、最悪一人でもいいです。

自立心や一人を楽しむ気持ちで、ちょっとした焦りや寂しさを乗り越えれば、一人でデートみたいなことをするのは楽なものです。

1. 一人で映画を観る

抱きつく相手が必要な10代の若者でもない限り、誰かと映画を観に行くなんてかなり意味のないことです。映画を観ている間は話すことはできませんから、基本的に黙って座り、おめかししているあなた以外のものをじっと見つめるデートに1000円以上払っているということです。

映画を観た後でおしゃべるするのが楽しいという人もいますが、特に初めてのデートでは、このような会話のネタが必要ないほうがいいと思います。

映画館に一人で映画を観に行くのが楽しい理由はたくさんあります。一人なら自分の座りたいところに座れますし、一人のほうがいい席が見つかる可能性も高いです。

ポップコーンにバターをどれだけかけようとも、塩をどれだけ振ろうとも自分の勝手です。また、誰かと分け合うためにポップコーンを行ったり来たりさせる必要もありません。誰にも邪魔されずに映画の間、ポップコーンを自分の口に放り込むことができます。

一人で映画を観るのが素晴らしいもう一つの理由は、映画館を出てすぐに意見を言うのではなく、少しの間映画の余韻に浸ることができます。

個人的には、このほうが結果的に映画に関してまともな意見を言えます。私はまともな意見しか言いたくないのです。

一人なら、観た映画のことを誰にも言う必要もないですし、話したくない言い訳をする必要もないのです。

2. 一人でコンサートに行く

映画館と同じように、コンサート会場も話すのには適していない場所です。

開演前でも、会場に流れている音楽がうるさすぎて会話がうまくできないことはよくあります(「コンサートやライブ中でも話はできるけど」と思っている人はすごく失礼な人で、私の敵でもあります)。

コンサート中にできる会話はせいぜい、無様に声を張り上げるか、何度も「何?」と聞き直すか、うなずくか、微笑むくらいのものです。

もう一度デートしたいと繰り返し言うことになるかもしれないなんて、耐えられません。

また、デートに誘ってOKがもらえるか心配せずに、好きなコンサートに行くことができます。コンサートやライブで一人であれば、(オールスタンディングであれば)いい場所に滑り込むのも簡単です。デート相手を見失う心配もいりません。

また、これは一人の女性には特に言えることですが、人は一人で来ている人にはより親切にしてくれるので、二人ではなく一人だったら通してもらっても嫌な顔をされにくいです(残念ながら、背の高い男性には当てはまらないかもしれません)。

それから、二人で行った場合は、一人はもう出たいのに、もうひとりはまだいたいというような、いつ会場を出るかという時間の問題も出てきます。

一人で行くということは、渋滞を避けるのに早めに帰るにしても、セットリストを見たいから居残るにしても、行くのも帰るのも自分の望み通りの時間にできるわけです。

3. 一人でお酒を飲みに行く

「一人飲み」というのは、「寂しそう」とか「アル中」などのレッテルを貼られがちですが、私の場合は、ぼんやりとしながら、キリッと冷えたマティーニをすするのは、瞑想のようなものです。バーの照明が暗すぎなければ、本を読むこともできます(読むだけでなく、何かを書くこともできます)。

カクテル1〜2杯のほろ酔いの状態は、自分の思考や感情に思いを巡らせることもできます。

バーカウンターというのは、感じがよく、でも押しが強くないバーテンダーとの会話を楽しめる場でもあります。会話で楽しませなければというプレッシャーもありません。

4. 自分のためにおめかしする

自分一人のデートであろうと、シャワーを浴び、髭を剃り、髪を整えたり、メイクをしたり、おめかしするのを忘れてはいけません。

きちんと手間暇かけましょう。私がデートをよくしていた頃、おめかしをする時間が一番好きでした。

大抵、ローリング・ストーンズのレコートを聴きながら、相手を喜ばせるためにおめかしをするのと同じくらい、服を着替えたり、メイクをしたりする、おめかしをする時間も大事でした(1日中、みにくいあひるの子みたいなどうでもいい格好をしてから白鳥に大変身すれば、さらに楽しいです)。

いつも男性とデートをしている人は、男性の視線を気にせず(まったく気にしないのは難しいですが)、自分のためだけにお洒落をすると気分爽快です。

Loner Week:1人って最高! シングルを最大限に楽しむライフハックをお届けする米Lifehackerの特集です。

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Claire Lower - Lifehacker US[原文