床掃除の方法を変えた。それだけで「いいこと」がありました。

普段、何気なく生活しているだけでも床にゴミやホコリは溜まっていきます。日々の床掃除は面倒で時間も取られますが、小さな子どもがいると、生活環境は清潔に保っておきたいところ。

特に我が家は、元気ざかりな小学校低学年の娘に加えて、第2子出産を迎えるタイミング

家事をこなしつつ、娘の宿題をチェック。そして、出産準備も同時進行!と、忙しい日々にてんてこ舞い。我が家では"掃除は手が空いている方がする"というスタンスなので、私も掃除には積極的ですが、慌ただしい生活と身重の妻への負担を改善するために、床掃除をどちらもやらず、ロボットに任せることにしました

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ルンバ e5(右)、ブラーバ ジェット m6(左)は、床掃除が終わるとホームベースに戻り自動充電。
Photo: 小暮ひさのり

アイロボット社の掃除機掛けをお任せできるロボット掃除機ルンバ e5、そして床の拭き掃除をお任せできる床拭きロボットブラーバ ジェット m6です。

この頼れる2台の登場によって、私たち家族の生活は大きく変わったのです。

身体への負担が減るのはもちろん、時間の使い方や家族の関係にも大きな変化がありました。今回はそんな家族のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を大幅に向上させた理由を、体験談と共にお伝えします。

想像以上に頼れる! ロボットで掃除頻度を上げるのが正解

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Photo: 小暮ひさのり

妊娠中の妻は身体を動かすだけでも大変。あちこち掃除機を掛けていると、お腹が張ってしまうこともあり、床掃除は特に苦戦していました。私も掃除をしていますが、毎日とはいきません。

そんな我が家のリビングは、今では毎日ルンバ e5が掃除をしてくれています

幸いにも各部屋が段差なく繋がっている、バリアフリーならぬ「ルンバフリー」住宅。家族の生活エリアは、ルンバ e5ですべてカバーできるレイアウト。

ルンバ e5は、価格と性能のバランスがちょうどいいモデル。想像以上の賢い動きで、椅子の脚などはまるで意思があるようにまわりこんで念入りに掃除してくれますし、壁際までしっかりとアプローチ。カーペットも力強く乗り越えて、家中をさまざまな方向から何度も掃除してくれます。

この熱心な働きっぷりは、掃除後にさらに強く実感できました。

掃除後、ルンバ e5のダスト容器を覗いてみたらホコリや髪の毛、食べこぼしなどのゴミがしっかりと取れていてびっくり! 明らかに自分で掃除機を掛ける以上の働きです。

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1本目のブラシ(奥)がゴミを浮き上がらせてかき出し、2本目のブラシ(手前)が逆回転することで床を徹底的に清掃します。
Photo: 小暮ひさのり

この掃除力を発揮するのが、ルンバ e5を開発したアイロボット社ならではの掃除テクノロジー

特徴的なゴム製のデュアルアクションブラシは柔らかい素材で、フローリングやカーペットなどの床材を問わずピッタリと密着。加えて、ハイパワーなモーターユニットと、真空状態をつくり出すエアフロー構造というAeroForce3段階クリーニングシステムによって、徹底的に床面からゴミを取り除いてくれます。

しかも、ブラシに髪の毛がほとんどからまないのです! おかげで日々のメンテナンスもゴミ捨てだけでOK。この手軽さは感動です。

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ダスト容器は、フタを開けて水ですすぐだけでお手入れが完了。いつでも、キレイな状態を維持できます。
Photo: 小暮ひさのり

ルンバ e5のダスト容器は水洗いにも対応。ゴミ捨てした後、ダスト容器の中に子どものお菓子や食べ残しなどが残っていても、洗って清潔な状態を保てるのもうれしいポイントでした。キレイ好きな日本の家庭に向けた仕様と言えますね。

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エッジクリーニングブラシが壁ぎわのゴミをかきだして清掃。ソファーの下など、高さ10cm以上のすき間ならスイスイ入り込んで掃除をしてくれます。
Photo: 小暮ひさのり

走破性の高さもさすがのルンバでした。

狭くて、手が届きづらかった狭小地へもぐんぐん進んで行ってくれます。腰を曲げるのが辛かった壁際やテーブルの下、動かすのが大変だった椅子の下へもしっかりとアプローチ。

これまで面倒だからと、つい後まわしにしていた罪悪感から解放されたような清々しさを感じます。

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専用アプリは、スケジュール管理、清掃状況や清掃履歴の確認、 お手入れ方法も動画で見ることができます。
Photo: 小暮ひさのり

ルンバ e5が来てくれたおかげで、重い掃除機を取り出す手間もなければ、家中を歩きまわる必要もありません。重労働だった床掃除は、スマホの専用アプリからボタンを押すだけになりました。

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Photo: 小暮ひさのり

掃除前の床の片付けを、私と娘が率先して行なうようになったのも大きな変化です。娘からしても、掃除に参加できる。母親を助けてあげられる、という気持ちがあるのでしょう。もちろん、私もです。

こうして、ルンバ e5を迎えたことによって、以前よりも家族のチームワークが強化された気がします

家族の時間に余裕ができ、それぞれの負担も減りました。結果、子どもの宿題をサポートしたり、家族でゆっくり過ごす時間も増えていったのです。

子どもたちのためにも、安心して寝転がれる床にしたい!と実感

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Photo: 小暮ひさのり

キッチンには油汚れなども飛び散ります。元気いっぱいに遊んできた子どもの靴下は、いつもどろんこ。靴下を脱いでも皮脂汚れが床に付着しますし、ジュースをこぼしたり、ベタつくオヤツを落とすなども日常茶飯事家庭には拭き掃除をしないと取れない汚れもたくさんあります。

そんなフローリングですが、娘は床に座ったり寝転んで遊ぶのが大好き。生まれてくる子どもも、すぐにハイハイをするようになるでしょう。

そこで、床拭きロボットのブラーバ ジェット m6に毎日の水拭きをお願いしました。

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水拭きは、本体のタンクに水を入れるだけ。加えて、水と一緒にブラーバ ジェト床用洗剤(別売り)を入れると、よりスッキリした仕上がりになり、さわやかな香りがします。
Photo: 小暮ひさのり

ブラーバ ジェットm6は、本体のタンクに水をセットすることで、ジェットスプレーを噴出。汚れやベタつきを水で浮き上がらせて、しっかりと拭き取ってくれます。

拭き掃除の前にすることと言えば、タンクに水を入れて専用パッド(モップ)をセットするだけ。これまでひざまずいて拭いて、タオルを洗って、また拭いてという大変な作業を繰り返してしていたのが嘘のようです。

水を噴射するのがブラーバ ジェット m6の特徴ですが、障害物を感知しラグやクッションマットなどの段差を乗り上げないし、家具や壁面に水を噴きかけない。賢く判断してきちんと床のフローリングの部分だけを水拭きしてくれました。

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Photo: 小暮ひさのり

家中の間取りを学習してくれる「スマートマッピング」機能も便利でした。

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専用アプリのスケジュール機能で「イベントの作成」をしておけば、部屋ごとの掃除や稼働時間の予約ができます。(左)。掃除をさせたくない進入禁止エリアの設定は、専用アプリの画面で簡単に指定できます(右)。
Screenshot: ライフハッカー編集部

スマホの専用アプリを使って、部屋ごとに拭き掃除や予約ができ、進入禁止エリアも設定できます。進入禁止を設定しておくことで、床の片付けが済んでいない場所を避けたり、掃除中でも普段どおりの生活が送れるのです。

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静電気の力を使ってゴミやホコリ、髪の毛、ペットの毛などをとらえるドライパッド(左)。吸水性のある繊維を使用、ベタベタした汚れやこびりつき汚れ、キッチンの油汚れを浮かせてキレイに拭き取るウエットパッド(右)。
Photo: 小暮ひさのり

水拭きだけでなく、から拭きにも対応しています。

パッドは使い捨てと、洗って何度も使えるパッドも付属。洗えるパッドはお財布にも優しく、しっかりと汚れも取ってくれるのでお気に入りです。

汚れの程度に合わせて3種類のモードを切り替えられるのも便利でした。普段はバランスの取れた「標準」モードですが、揚げ物をした日のキッチンは「徹底」でしっかりと。来客前などは「広範囲」で素早く拭き掃除を済まることも。床材や気温に合わせて水の噴出量をアプリから調整できるのも便利に感じました。

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薄型デザインなので、ベッドの下や家具の下など、手の届きにくいところにも入り込んで拭き掃除します。
Photo: 小暮ひさのり

部屋を移動して使えるため、2階の寝室でも活躍しました。

これまでバケツと雑巾を持って階段を登り下りしていたのが嘘のようです。ベッドや家具の下など、普段は手が届かない場所まで、しっかりと拭いてくれるので、人間が掃除するよりも衛生レベルは上がるのかもしれません。

まもなく寝室にはベビーベッドが置かれます。ドライとウェットでホコリを立てずに拭き掃除できるブラーバ ジェット m6は頼りになりそうです。

さらに、稼働音が気にならないので、寝ている間に拭き掃除しても起こす心配がなさそう!

床掃除から解放されて得られた新生活

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Photo: 小暮ひさのり

「床掃除はロボットに任せる」

この目的は、毎日、家族全員が揃って過ごすリビングの床を、家族みんなのストレスなくキレイに保つか?というところにありました。もちろんそれは達成でき、リビングは毎日ピカピカです。しかし、その他にも得られたことがあります。“キレイは家族の暮らしを変える”ということです。

これまでも、定期的に掃除をしていましたが、本当は毎日掃除をして、気持ちよく衛生的に暮らしたい。これから2人目の子どもを迎えるのですからなおさらです。でも、そのリソースがなかったのも事実で、この乖離がストレスとして心のどこかに引っかかっていたのです。

でも、今はそれが一切無くなりました。

掃除をしなくちゃ!を考えなくてよい開放感、掃除が毎日できている!という安心感が得られて、心の負担がスッと軽くなった気がします。また、これまで掃除に使っていた時間が、家族や自分のための時間になったことで、家族との会話が増えたのもうれしい結果です。

もちろん、これは1つのケースに過ぎませんが、清潔レベルと暮らしの質の両方を見直したいのであれば、床掃除の自動化はかなりおすすめできる選択だと言えます。

人の役に立つ実用的なロボットを開発してきたアイロボット社のロボット技術が詰まったルンバ e5ブラーバ ジェット m6なら、面倒な床掃除を信頼して任せられるので、床も気分も爽快、気持ち良い暮らしが送れるのです。

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ルンバ i7+の床掃除が終わると、ブラーバ ジェット m6が拭き掃除を自動で開始(左)。掃除が完了するとルンバ i7+本体のダスト容器のゴミを、クリーンベース内の密封型紙パックに自動排出。ダスト容器30杯分ものゴミを収納できるので、ゴミ捨ての手間が省けます(右)。
Image: アイロボットジャパン

また、予算に余裕があれば、ルンバの上位モデル「ルンバ i7/i7+」もオススメです。

スマートマッピング機能で効率よく、素早く部屋を掃除できるうえ、床掃除が終わった後は、自動的にブラーバ ジェット m6が拭き掃除をはじめるロボット掃除機間の連携も便利。さらに、ルンバ i7+はクリーンベース(自動ゴミ収集機)で、毎回のゴミ捨てすら不要になるのです。

こうしたロボット掃除機を迎えることで、床掃除にかかる意識はさらに少なくなり、時間も有意義に使えます。床掃除に悩んでいる方は、ぜひ一度、床掃除のアプローチとして「ルンバ」「ブラーバ」という選択肢を加えてみてください。

ひょっとしたら我が家のように、暮らしの質や家族との関係がより良いものになるかもしれません。


Source: ルンバ e5 , ルンバ i7/i7+ , ブラーバ ジェット m6

Image: アイロボットジャパン

Photo: 小暮ひさのり