ドイツの大衆紙ビルト(電子版)によると、東部ライプチヒで1日に開かれたサッカー1部リーグのライプチヒ対レーバークーゼン戦で、観戦していた日本人の団体客が球技場から追い出された。「日本人なので新型コロナウイルスに感染している可能性がある」との理由だったという。チーム側は2日、事実関係を認め、謝罪の声明を出した。
ビルトなどによると、この日本人の団体客は入場時には問題なく入れた。ところが、試合開始から15分ほどすると、保安担当者から退場するように求められたという。
ライプチヒは2日に出した声明で、国の医療研究機関の推奨に沿って「保安担当者が潜在的に感染のリスクがあるグループをチェックする必要があった」と説明。「多大な不安から、日本人客への解釈に誤りがあった。間違いをおわび申し上げる」とした。関係者と連絡をとったうえ、「次のホームゲームに招待したい」としている。
ドイツでは2日時点で、15…
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