ライフハッカー[日本版]では、今まで数々の財布を紹介してきましたが、今回取り上げるのはマルチツールと薄い財布のいいとこ取りをした財布です。
その名も「KNIGGE」(クニッゲ)。この財布は、ドイツの会社が開発し、2018年に発売されて以来、1万6000個以上売れたそうで、現在machi-yaでクラウドファンディング中でもあります。
そこで、今回実物をレンタルして実際に使ってみることにしました。
財布とは思えないギミック感にびっくり
ミニマリストウォレットKNIGGEは、一言で言えば今まで出会ったことがない、斜め上をいく財布です。カーボンプレート2枚でカードやコインケースをサンドイッチすることで、カード、コイン、鍵、お札を持ち運ぶことができます。さらに、マルチツールとしても活用できるため、財布以上の存在でもあります。
KNIGGEの仕組み
KNIGGEは、5つのパーツに分解できます。左からカーボンプレート、板型のマルチツール、コインケース、カーボンプレート。そしてそれを固定するベルトがあります。仕組みは単純で、これらのプレートやケースを、ベルトで固定するだけ。カード類も同じくベルトで挟みます。
カーボンプレートは、3,000本の炭素繊維を編み込んだ素材を使っており、軽くて強固。航空機にも使われているほど、信頼性のある素材です。
この薄さでコインの収納もできる
コインケースには、このようにコインを並べて入れておけます。また、コインの代わりに、鍵を入れておくことも可能。スペース自体は広くはありませんが、非常時のコインケースとして使うには十分だと思います。ただ、少し隙間があると、コインが動いて音が鳴るのが少し気になりました。
最大20枚のカードを収納可能
さて、カードに関して言えば、最大20枚も収納できます。今回はメインで使っている6枚のカードを入れてみましたが、厚さも薄く持ち運びに適していました。20枚入れると流石に厚さが増すので、よく使うカードのみ挟んでおくといいでしょう。
実用的なマルチツールがこれ1枚に
様々な使い方ができるマルチツール。KNIGGEのマルチツールは、たった1枚で12通りの使い方ができます。
ドライバー、六角レンチなどの工具系、スマホホルダー、栓抜き、レターオープナーなどの日常的によく使う機能系など、実用的な機能が盛り沢山。しかも、この1枚のカードにすべてそれが詰まっているなんて驚きです。
レターオープナーは、段ボールのテープを切る時にも使えました。
カードをこのように差し込めば、スマホスタンドに早変わり。
角度をつけるのは難しいですが、スマホを置いておくには十分でしたよ。カードが傷つく可能性がありますので不要なカードを使用しましょう。
マルチツールは日常的に使うというよりも、必要なタイミングで手元にあったら助かるものとして持っておくと良さそうです。
あくまでも財布としての機能が一番かな、と感じました。
スキミング対策もバッチリ
バンドには、RFIDプロテクションがついていました。これは、クレジットカードの情報を抜き取るスキミングを防止してくれる機能。キャッシュレスは便利ですが、その反面こうしたリスクもあります。不正利用される前に対策しておくのが、キャッシュレス時代の常識になるかもしれませんね。
カラーもいろいろ選べるのでお気に入りを探してみてください。
KNIGGは、machi-yaで7,921円で支援が可能。ミニマルな次世代の財布を試してみてはいかがでしょうか?
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Photo: 島津健吾
Source: machi-ya