イースターエッグを仕込むのが大好きなGoogle、実はWear OSにもこっそり仕込んでいました。
これは、スマートウォッチ向けのGoogle製OS = Wear OSに組み込まれており、デフォルトのフラッシュライトアプリの画面をダブルタップしてから押し続けると表示されます。ダブルタップと長押しのスピードと長さはランダムな気がしますが、やり続ければ割とすぐ表示されるでしょう。
実はWear OSにイースターエッグがあるという話は、4年も前にRedditに書き込まれていました。そしておよそ2年前、あるRedditユーザーが今回のドラムシーケンサーのイースターエッグを見つけるも、どういうわけかこれまで話題にはならなかったのです。
4×4のカラフルなグリッドのドラムシーケンサーは、それぞれのドットをタップしてビートをカスタマイズできます。9to5Googleによれば、青色のドットがキックドラム、青緑色がスネア、パープルがカウベル、そして赤色がオープン・ハイハットの音なんだとか。

手持ちのWear OSウォッチにスピーカーが搭載されていない場合、ドラムの音を聴くにはBluetooth経由でスピーカーかヘッドホンなどに接続する必要があります。Wear OSスマウォにスピーカーが搭載されるようになったのは割と最近のことで、まだ内蔵されて当然のものではありません。
たとえばこの前レビューしたSkagen Falster 3には搭載されていましたが、今レビューしている最中のSuunto 7は非搭載です。Suunto 7でドラムシーケンサーを触ってみましたが、音を聞くにはBluetoothスピーカーにつなげる必要がありました。ちょっと手間がかかったとしても、楽しい隠し機能ではあるんですけどね。
今回のイースターエッグは見つけるのがかなり困難なイースターエッグだと言えそうです。そもそもWear OSのウォッチを持たないといけないという大きな壁があり、Wear OSがAndroid向けスマートウォッチの選択肢の大部分を占めているとはいえ「市場で一番人気!」ではないですからね…。
それとこのイースターエッグが面白いからといって、Wear OSが競合と比べてはるかに遅れているという認識はおそらく変わらないと思われます。
Source: Reddit (1, 2), 9to5Google