ネット通信量が急増 テレワークや休校が背景か 新型ウイルス

ネット通信量が急増 テレワークや休校が背景か 新型ウイルス
今月に入って、平日の日中、インターネットの通信量が大幅に増えていることが分かりました。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、テレワークで働く人が増えたことなどが原因とみられています。
インターネットの接続サービスを提供するNTTコミュニケーションズは、平日の午前9時から午後6時までのインターネットの通信量を先月の第1週から、1週間ごとに分析しました。

その結果、いずれも先月の第1週と比べて、第3週までは大きな変化がなかったものの、第4週には、数%増えたということです。

そして、今月の第1週に入るとおよそ35%と大幅な増加になり、第2週も、およそ40%増えたということです。

テレビ会議や企業の社内システムにアクセスするための通信が増えていて、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、テレワークで仕事をする人が増えたためだと会社はみています。

また、動画配信サイトへのアクセスも増えているということで、今月の第1週から学校の休校が広がり、子どもたちが学習教材の動画などに触れる機会が増えているのではないかとしています。

会社は、今後も通信の安定に影響が出ないよう、通信量の推移を注視したいとしています。